3Dの顔検出に対応したTrueDepthカメラやベゼルレスの有機ELディスプレイを搭載した「iPhone X」は、それまでのiPhoneに比べて割高となり全容量の販売価格が10万円を超えた。
高くて購入を断念した人も少なくないはずだが、今年発売される「iPhone X」の後継機は少し安くなるかもしれない。
新型「iPhone X」、製造コストが大幅削減か
今年発売される新型iPhoneは、有機ELディスプレイを搭載した5.8インチの「iPhone X」、6.5インチの「iPhone X Plus」、安価な液晶ディスプレイを搭載した6.1インチモデルの全3ラインナップになるとの見方が強い。
DigiTimesが入手した情報によれば、Appleが新型「iPhone X」の製造コストの大幅削減に成功したことから販売価格が安くなる可能性を伝えている。
レポートでは新型「iPhone X」のBOM(部材コスト)が、従来のiPhone Xに比べて10%安くなるとのこと。iPhone XのBOMは400ドルとされていることから新型「iPhone X」のBOMは360ドル前後と推測される。利益率等をそのまま当てはめれば販売価格は900ドル前後――日本円で約100,000円前後になるかもしれない。
新型iPhoneのなかでは液晶ディスプレイを搭載したモデルが最も安くなると見られていたが、新型iPhone Xに搭載するメモリ(RAM)やストレージの容量を小さくするなど、性能を抑えることで販売価格が3モデルのなかで最も安くなる可能性もあるそうだ。シングルレンズやアルミボディを採用する液晶モデルの販売価格は800ドルまたはiPhone 8と同じ699ドルになると報じられていた。
ただ、9to5MacなどはDigiTimeが伝える情報に懐疑的。確かに液晶モデルよりも安い廉価版の有機ELモデルが登場するとは考えにくいがどうなるだろか。
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