日本での配信が遅れていることから開発元のナイアンティックが提供するIngressに低評価が付いている「Pokémon GO」ですが、明日にも配信されると報じられています。
ポケモンGO、明日にも日本で配信。広告スポットの第一次提供国に
TechCrunchが得た情報によると、明日にも日本で「Pokémon GO」が配信されるとのこと。開発元のナイアンティックに回答を求めたものの無視されたとのこと。
Well, you don’t have long to wait since Pokémon Go is scheduled to launch in Japan tomorrow (Wednesday), sources have confirmed to TechCrunch. Niantic, the company behind the title, did not reply to our request for comment.
- 引用元
- TechCrunch
「Pokémon GO」の日本配信が遅れている理由について、開発元のジョン・ハンケ氏はサーバー容量が不足していると説明していましたが、TechCrunchは別の理由としてスポンサーとの提携をあげています。
「Pokémon GO」では、ゲーム内で利用できるモンスターボールなどのアイテムをゲットするためにマップ上に配置された「ポケストップ」に足を運ぶ必要があります。おそらく、珍しいポケモンが存在する場所はもちろん、ポケストップにも多くの人が足を運ぶことになるはずです。
人が集まるポケストップ周辺にある店舗の収益が上がることが予想されますが、ポケストップはプレイヤーが自由に設置することはできません。そこで登場するのが「スポンサード・ロケーション」で、ジョン・ハンケが既に同機能の提供を予告しています。
具体的なサービス内容は明らかにされていませんが、おそらくはプレイヤーが設置できないポケストップのようなスポットをスポンサー料を支払うことで設置が可能になるのではないでしょうか。
スポンサーの第一候補としてあがっているのがマクドナルドです。米Redditのユーザーが「Pokémon GO」のアプリを解析したところマクドナルドのロゴが見つかったと報告したことで同機能の存在が明らかになりました。
TechCrunchによれば、日本がスポンサード・ロケーションが提供される最初の地域になるとのこと。なお、全国3,000店舗のマクドナルドがポケモンジムになるとしています。
ちなみに、マクドナルドは明日20日の夕方にアプリをアップデートすると告知しています。公開されているアップデート内容に「Pokémon GO」に関する記述は一切ありませんが、アプリ内でスポンサードロケーションを検索できるなど、「Pokémon GO」と関係性があるアップデートになるかもしれません。