Nothing、Essential Spaceを強化。待望のGoogleカレンダーとの同期に対応
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

Nothingが新たに運用を開始したXの公式アカウント(@Essential)で、Essential Spaceの最新アップデートが発表されました。
Essential Spaceは、専用ボタンEssential Keyを押すことで、画面のスクリーンショットを撮ったり、カメラでメモを残せる機能です。スクショや写真、ボイスメモ、テキストなどをAIが解析し、自動で整理・分類してくれます。
今回のアップデートでは、待望のGoogleカレンダーとの同期が可能になり、Nothing Phone (3)向けの新機能「Flip to Record」も改善されました。
Googleカレンダーとの同期で課題を解消
Essential Spaceは、AIを活用したスマートなスケジュール管理機能としてとても優秀です。
音声入力やキーボードでも同じことはできますが、Essential Keyを押すだけでメモを残せる手軽さが魅力です。声を出す必要がないため、メールやメッセージを受け取った瞬間など、場所を選ばずにToDoや予定を記録できます。
AIの処理もスムーズで、ボタンを押したその瞬間にToDoやイベントが登録されます。
一方で、Essential Spaceに記録された予定はNothing Phoneでしか確認できず、PCやタブレットからアクセスできない点が課題でした。
しかし、今回のアップデートにより、Essential Spaceで生成されたイベントやToDoがGoogleカレンダーと同期できるようになり、他のデバイスからも予定の確認や管理が可能になりました。
Essential Space is growing up! 3 Updates 🚀
1/ 📆Google Calendar <> Essential Space
Capture once, automagically sync to your Calendar. Couldn’t be more convenient. pic.twitter.com/pT3O8ibE1K
— Essential (@essential) July 17, 2025
AI要約の編集・録音データの共有も可能に
さらに、AIが自動生成したメモの内容を、ユーザーが手動で編集できる機能も追加されました。
例えば、海外のイベントをEssential Spaceで記録した際、現地時間で登録されても、手動で日本時間に修正することができます。

録音機能「Essential Recorder」も強化され、AIによる自動要約の内容を修正できるようになりました。また、録音データを画像・PDF・マークダウン形式で共有することも可能です。
なお、今回のEssential SpaceのアップデートにOSアップデートは不要です。Google Playストアを通じて自動でアップデートされます。
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