AT&T、iPhoneの独占販売権を将来的に放棄へ
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。
2014/10/11 23:24

iPhoneは顧客を獲得するための投資だったとか。
AT&Tの「iPhone」独占はいつか終わる–AT&Tのトップが語る:ニュース – CNET Japan
Brainstorm Techカンファレンスの講演の場でStephenson氏は「iPhoneを独占しなくなる日がいつかやってくる」とコメントしました。
また、iPhone 3GSに関する出費で打撃を受けたことについて、「この携帯電話にそんなにたくさんの(お金)を払いたくない」とし、iPhoneが他社のユーザーを引き抜くための投資だったことを明らかにしました。
iPhoneを売ってもAppleへのインセンティブで販売元のキャリアが儲からないのは有名な噂でしたが、今回の事でより信憑性の高いものになりましたね。この話しを聞くと、新規参入当初から携帯電話市場が飽和状態にあり、他社からのユーザー獲得を見込めなかったソフトバンクモバイルがiPhoneの販売権を獲得した理由もわかる気がします。
これに伴って連鎖的に独占販売権を放棄するキャリアが出てきそうですが、そうなった時Appleがどのように出るのか注目ですね。インセンティブを下げるのか、はたまた携帯電話市場に参入するのか・・・。
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