Apple、iPhone 4のホワイトモデルを7月末に発売。
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

iPhone 4の発売日直後に端末の持ち方によってアンテナバーの表示本数が激減するといった不具合が発覚。Appleの調査結果によれば、激減する前のアンテナレベルが異常で、バグの原因はアンテナバーを表示する計算式が間違いであったとして、先日iOS 4.1のアップデートを提供し、アンテナバーの表示本数が正常になるように修正を行いました。
しかし、このアップデートによって修正されたのはアンテナバーを表示する際の計算式であり、iPhone 4を左手で持った時に電波状態が悪くなるという事象は修正されていません。
これに対してAppleでは、Bumperを利用すれば電波状態が悪くなるといった事象は起きないとして、Bumperを無料で配布することと既に純正のBumper(サードパーティ製のBumperを購入した人は対象外)を購入した人には全額返金を行うと発表しました。また、iPhone 4に満足できない人には購入後30日以内なら全額返金することも明言。ちなみに、Bumperは製造が追いついていないため、サードパーティ製のケースも含めた複数の選択肢の中から1つのBumperを選ぶようにするようです。
現在は米国での対応のみと発表されたものの、今後同様の対応を米国以外でも実施するとのこと。
また、新たな不具合についても発表。iPhone 4には近接センサーが搭載されていますが、通話中に端末に顔を近づけてもこれが正常に作動せずに通話が切れたり、音声がミュートになったりするというもの。この不具合については修正作業中とのこと。
さらに、構造の欠陥問題から発売が遅れていたiPhone 4のホワイトモデルについては7月末より発売を開始することが明らかになりました。
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