部品製造の国内メーカー、iPhone5の減産を認める
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

そして昨日、iPhone5の部品製造を手がける複数の国内メーカーからiPhone5の減産を認める発言があったと朝日新聞が伝えています。
iPhone5の販売台数は予想比の半分?
iPhone5の減産を認めた国内メーカーは、TDK、村田製作所、アルプス電気の3社。
TDKは「北米メーカーのスマートフォンの台数が予想に比べ半減している」、「社名は言えないが、世界2強の一つ」とコメント。
更に村田製作所は「個別のお客様については言ってはいけないが、世の中で言われている通り」とコメント。アルプス電気では「スマホ向けの製品が期待どおりに伸びなかった」としており、各社がAppleのiPhone5が減産されたこと、販売不振が事実であることを認めました。
iPhone5の減産は次期iPhoneの投入を狙ったものではない?
四半期で過去最高の売り上げを記録したにも関わらず、AppleがiPhone5の減産に入ったというのは朝日新聞の報道どおり事実であることがわかりました。
Appleが減産に入った理由として考えられるのはこれまでの報道の通りiPhone5の販売不振となったことまたは次期iPhoneを早期に提供するための2つかと思います。
もし、次期iPhoneが早期に提供されるのであれば、各部品メーカーはiPhone5の減産を予想できたと思いますが、TDKが2013年3月期の営業利益が前回予想より220億円目減りする見込みであると報告したことからiPhone5の減産は予想外だったことがわかります。
となると、やはりiPhone5は販売不振であったというのがiPhone5が減産された理由なのかなと。
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