日本のiPhone販売シェアは約7割、海外ではAndroidが上回る結果にー日本でiPhone人気が異常なワケとは?
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

iPhoneのシェアが50%を超えたのは日本のみ
調査は日本の10000人およびアメリカ、オーストラリア、イギリス、フランス、イタリア、中国、スペイン、ドイツを対象に実施され、2013年8月〜11月にスマートフォンを購入した人に機種について質問したところ、日本のみがiPhoneのシェア50%を超える結果となったようです。引用元:KANTAR JAPAN
Appleの本社があるアメリカでもシェアが50%を下回っているのにも関わらず、70%近くを記録する日本はちょっと異常と言えるかもしれませんね。
日本でのiPhone人気が異常な理由とは
なぜここまで日本でiPhoneが人気なのかですが、最も大きい要因としては、海外に比べて日本ではiPhoneを安く買えるということがあげられると思います。
2年縛りや各種オプションへの加入による割引だけでなく、フォトフレームの2年契約やMNPによる一括0円などでiPhoneが安くまたは端末代金0円で販売されていますよね。
▼昨年9月に発売されたiPhone 5sも発売からたった3ヶ月ちょっとで一括0円となっています。
今日もやっちゃいますiPhone5sMNP一括0円!条件は昨日と同じですー☆
#au #iPhone #MNP #一括 #新宿
— auショップ新宿三丁目 (@ausshinjyuku3) 2014, 1月 19
料金以外では、「周りがiPhoneを使ってるから自分もiPhoneを」という日本人らしい思考が働くこともあるかと思います。
また、安定していなかった初期のAndroidを体験したユーザーがiPhoneに移行したままiPhoneを使い続けるというケースや、Androidに満足できなかったユーザーから良くない感想を聞いたためにあまりAndroidに良いイメージがなく、Androidは使ったことないけど、買いづらいということもあるのではないでしょうか。実際に僕の周りではそういった声がよく聞かれます。
ただ、iPhoneと比べると操作性が悪い、デキが悪いとされるAndroidですが、これまでiPhoneを使ってきたユーザーがNexus 5を購入して実際に触ってみたところ、大差はないという感想もよく聞かれるようになったので、iPhoneを数年使い続けているユーザーもAndroidに目を向けてみてはどうでしょうか。
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