インターネットセキュリティソフトとして有名な「ノートンインターネットセキュリティ」を販売しているシマンテックがAppleがアメリカやフランス、ドイツなどで販売しているiPhoneを狙った「トロイの木馬」が登場したと発表しました。
トロイの木馬とは、ウイルスやワームといった感染活動は行わずソフトウェアに見せかけることでコンピューター内部に侵入し、外部からアクセス可能な道を作ってしまうソフトウェアです。
iPhoneだけでなくみなさんのパソコンも大丈夫ですか?
iPhoneを狙った初のトロイの木馬、Symantecが警告
この記事によると、今回、シマンテックが発見したiPhone向けのトロイの木馬は最初のものであるとのこと。「iPhone firmware 1.1.3 prep」という名称で「新しいファームウェアのインストール前に適用が必要な重要なシステムアップデート」といったメッセージを出力し、ユーザーにインストールを促す。
アンインストールするとコマンドラインユーティリティやOpenSSHなどいくつかのアプリケーションが同時に消去されます。シマンテックでは、いたずら目的のものでアンインストール時に起こる動作も予想外のものであり、ユーザーへの危険度は最小限とのこと。
新年を迎えたこの時期はウイルス対策ソフトの期限が切れる方が結構います。みなさんのパソコンは大丈夫でしょうか?早めに更新手続きを行っておきましょう。僕は先日「ウイルスバスター2008」に更新しました^^