WWDC2022で発表されたiPadOS 16は、アプリのウィンドウサイズを自由に変更して、アプリを重ねて表示することも可能、目的のアプリをすぐに見つけられる新機能「ステージマネージャ」を搭載し、最大6K解像度の外部ディスプレイに接続して両方に複数のアプリを表示できるなど、iPadをMacBookのように使える機能が追加されます。
イベント中の#WWDC22 タイムラインでは、多くの人が「iPadがMacBookのようになってきた」と反応していましたが、AppleはOSだけではなくハードウェアもMacBookのようなサイズで発売することを計画しているのかもしれません。
デスクトップクラスを目指すiPad
ディスプレイアナリストのRoss Youngは、サプライチェーンから14.1インチ iPad Proを開発中であることを確認したと報告しています。発売時期については不明としながらも2023年初頭の可能性が高いだろうとしています。
.@DSCCRoss hearing the larger iPad Pro will be a 14.1 inch, about the same size as the smaller high-end MacBook Pro. I’d heard last year 2023 is the target https://t.co/HFmpwPhuUo. This corresponds to Stage Manager like the first iPad Pro in 2015 did to iOS 9 split screen. https://t.co/LdvpnwYBHV
— Mark Gurman (@markgurman) June 9, 2022
14.1インチの画面サイズは、MacBook Air(2022)の13.6インチ、MacBook Air(2022)とMacBook Pro(2022)の13.3インチを上回りますが、それほど大きなディスプレイがiPadに必要なのかと考える人も多いはず。
現行のiPad Proは12.9インチの画面サイズを採用していますが、iPadOS 16の新機能「ステージマネージャー」のように画面を大胆に使ったり、複数のアプリを重ねながら表示する場合は、確かにもっと大きなディスプレイが欲しくなります。
新しいiPadが出るたび「中途半端なOSでMacBookのようには使えない」と評価されますが、AppleはiPadOS 16でアプリケーションのレベルをデスクトップクラスに押し上げることを発表。開発者にもAPIを提供するなど、評価を覆そうとしています。ソフトとハードの両面で、iPadはデスクトップクラスを目指しているのかもしれません。
これまでの噂によれば、14.1インチ iPad Proは、M2チップと16GBのメモリ、512GBのストレージを搭載すると噂されています。
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