「iPhoneとツイッターで会社は儲かる」を読んでみた。
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

書籍は「iPhoneとツイッターで会社は儲かる」という経営者の人たちにはなんとも魅力的なタイトルとなっています。
結果から述べると「iPhoneとツイッター」というよりも「iPhoneとクラウド」で儲かると言った感じ。
EC studioは他社より比較的早くツイッターの全社導入を行った企業なんですが、ツイッターを全社導入したことによって読み取れるのは部下の体調や心理状態、プライベートを見る事ができ、それを受けて上司は部下をケアすることができる。という所まででした。それにより会社が儲かるというとそうではないですね。
それよりもEC studioではツイッターを全社導入するにあたって法人契約ではなく、個人契約にしてiPhoneを利用することによって発生する1人あたり月額約6000円を支給しているということで儲かるというよりも余計に費用がかかっているのではないかと思うほど。
しかし、GoogleのGmailやGoogleカレンダー、Googleドキュメント、Googleビデオなどのクラウドサービスを利用することによって様々な費用を削減することや業務効率があがることにより会社は儲かるとのこと。何がどうなって会社が儲かるのかという詳細は実際に本を読んでいただければと思います。
恐らく今、クラウドを企業で導入するかどうかを決断しかねずにいる経営者の方は多いと思います。読みやすく1日もあれば十分に読めてしまうので時間のない経営者の方にオススメの本ですかね。