Appleが開催中のiPhoneプレビューイベントにてiPhone OS 4.0を発表しました。
噂されていたマルチタスクのサポートの他にカメラの静止画5倍デジタルズーム、Bluetoothキーボードなどに対応しています。
今夏リリース!
発表されたiPhone OS 4.0の内容は以下。(現在発表中。随時更新します。)
・既存のiPhoneシリーズ、iPod touchシリーズには今夏リリース(マルチタスクなど一部の機能に非対応、iPhone 3GS、iPod touchには対応)
・iPadには今秋リリース予定
・マルチタスク対応(ホームボタンダブルクリックでアプリ一覧を表示。)
・Bluetoothキーボードに対応
・カメラが5倍デジタルズームに対応(静止画)
・タップ操作でのフォーカス調整(動画撮影時)
・アプリのプレゼント機能
・プレイリストの作成
・壁紙の変更機能
・スペルチェック機能
・バックグラウンドでのGPS起動
・iBookのサポート
・メールにて複数アカウントを一つのフォルダで管理。
・ワイヤレスでのアプリ取得可能
・フォルダにドラッグアンドドロップでアプリを複数格納可能
・Pushアラート機能(ローカル通知に新たに対応)
・Fast app switching(アプリの切り替え実行後も情報を記憶)
・task completion(処理時間のかかるタスクをバックグラウンドで動作)
まとめ
ついにiPhoneにもマルチタスク機能が搭載となりました。Androidを追随したという形になりましたが、どれぐらいのレスポンスで実行できるか気になりますね。iPhoneユーザーはiPhoneがスマートフォン初めてという人が多数のため、スマートフォンでのマルチタスク機能も初めてという人がほとんどで不要論等も出ていますが、マルチタスク機能がどれだけストレスフリーで全ての機能を利用することができるか実感できると思います。僕がiPhone OSとAndroidの最大の違いは自由度の違いと思っていて、既存のマルチタスクに対応していないiPhone OSはAndroidに比べてとても窮屈です。それが解消される次期iPhoneが楽しみです。
また、マルチタスクで実行できるアプリは特定のバックグラウンド実行用のAPIを活用することで実現するようです。バックグランドでの音楽再生やVOIP、Pushアラート機能、バックグラウンドでのGPS起動、Fast app switching、task completionがそれにあたります。
気になるアプリの管理は起動状態をOS側で管理し、負荷に応じて自動でプロセスの終了等が行われるみたいです。つまりAndroidと同じ。
噂されていた高解像度化は発表されませんでしたが、これは次世代iPhone発表時に期待というか持ち越しですかね。
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