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昨日AppleはiOSデバイス向けにiOS6.1の提供を開始しましたが、アナウンスされていない2つの重要な機能がアップデートされたので紹介しておきます。
その1:広告識別子のリセット機能
iOS6.1で広告識別子をリセットするボタンが追加されました。広告識別子というのは追跡型広告を表示するための識別子です。一部で誤った情報は伝えられているようですが、この追跡型広告が示すものは画面のスクロールに合わせて表示される以下のような広告ではなく、ユーザーのウェブサイトへのアクセス情報を元に表示される広告のことです。
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iOS6.1で追加されたのはこのリセットボタンでアクセス情報をリセットすることで追跡型広告を初期化できるというものです。
iOS6.0で追加された広告識別子はリセット機能がなかったことからセキュリティ面で多方から指摘を受けていましたが、iOS6.1で解消されたこととなります。
その2:一部のアプリにてバックグラウンド再生が不可能に
SafariやChromeにてYouTubeにアクセスし、動画を再生。この後、iOS6.0ではタスクメニューの音楽プレイヤーから再生することでバックグラウンドでの音声再生が可能でしたが、iOS6.1でこれが不可能になりました。
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