モバイルマルウェアの約99%がAndroidをターゲットにしていることが明らかに。
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。
2014/10/11 23:26
カスペルスキーがあらゆるマルウェアの調査結果をまとめた「Kaspersky Security Bulletin 2012」を発表しました。調査ではモバイルデバイス向けのマルウェアを対象にしたものも含まれており、モバイルマルウェアの約99%がAndroidをターゲットにしていることが明らかになっています。
Bouncerは全く無意味?
カスペルスキーが発表した以下のグラフのからは、Androidをターゲットにしたモバイルマルウェアは98.96%と、ほぼ全てのモバイルマルウェアがAndroid向けに作成されていることが明らかになっています。
また、AppleのiOSやSymbianのSymbian OSは0.03%以下とAndroidと比べて安全ということがわかります。
Googleは昨年2月に自動でマルウェアを検知する「Bouncer」を導入しましたが、導入前後でマルウェアによるインシデント報告数の平均値と規模に大きな変化は見られなかったとし、Bouncerの精度やクオリティに疑問が残る結果にもなっています。
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