レッド・ドット・デザインアワードとかいう世界的なデザイン賞を受賞したことでも話題にとなった「MEDIAS W N-05E」をドコモスマートフォンラウンジでちょっくら触ってきたのでレポートします!
5.6インチ、アスペクト比9:8のディスプレイは爽快感あり!
「MEDIAS W N-05E」にはNECが開発した折りたたみ式のボディが採用されています。フィーチャーフォンではディスプレイとテンキーを縦方向に折りたたむ形式でしたが、「MEDIAS W N-05E」は横方向に折りたたむ形式となっています。ヒンジもしっかりしていたのでパカパカになってしまうことはなさそうでした。
2つのディスプレイを1つのディスプレイとして利用する「フルスクリーンモード」。
スマートフォンながら約5.6インチのどデカい画面とアスペクト比が9:8と通常とはかけ離れているためちょっと違和感がわりますが、爽快感もあります。
横方向だけでなく縦方向のフルスクリーンモードにも対応しています。Googleマップでは画面のスクロール操作が不要とまではいかないものの、操作機会を減らすことができそうです。
文字入力時は一方のディスプレイを文字入力用として割り当てることができます。といっても文字入力が快適にできるかと言われると疑問ですね。恩恵があるのはQWERTYキーボードや手入力ぐらいでしょうか。
それぞれのディスプレイを独立させて利用できる「ダブルモード」。
左のディスプレイがメインとなっており、フルで機能を利用することができますが、サブとなる右のディスプレイでは「ブラウザ」「メモ」「ギャラリー」「スクリーンショット」「タップサーチ」のみ利用することができます。どちらでもフルで利用できるのが理想ですがやはりパワー不足ということなんでしょうか。
ブラウジングしながらのTwitterはこんな感じで利用できます。いちいちアプリを切り替える必要なくTwitterができるのは便利ですが、ブラウザを起動している右のディスプレイからTwitterを起動している左のディスプレイにタイトルやURLなどの情報を共有できると便利ですが、試すの忘れちゃいました・・・。
ディスプレイを閉じると通常のスマートフォンと同じ用に利用することができます。
ディスプレイのサイズは4.3インチと最近のスマートフォンでも小さめ。
ヒンジのサイズがあるため4インチのiPhone5(ディスプレイの横幅の差は約0.66mm)よりも5.4mmほど幅が広くなっています。
指はぎりぎり届くか届かないかぐらい・・・。
ディスプレイを閉じたときに電源ボタンを押下しても背面のディスプレイは動作しません。ポケットから出した時にどっちが表か裏かわからないので端末を持ち替えるなど1アクションが必要となりますが、両方利用可能になっても困るのでこれは仕方ないですね。
新しくどこか懐かしい感じもするスマホ
AndroidやiOSも初期の頃とは比べ物にならないほど快適に操作できるようになったことやスマートフォンがスペックやソフトウェアなど狭い範囲でしか付加価値を提供できない特性もあって、そろそろスマートフォン自体に飽きてきたところですが、「MEDIAS W N-05E」は新たなスマートフォンの使い方を提供してくれるモデルになっているなーという印象です。その一方でヨコモーションやサイクロイドなどの新しいギミックが登場していたフィーチャーフォン全盛期を懐かしく思わせてくれるモデルでもありました。
ちなみに、「MEDIAS W N-05E」の発売日は4月中旬予定となっており、来週にも事前予約受付が開始されるものと思われます。
▼「MEDIAS W N-05E」の詳細なスペックや特徴については以下からどうぞ!
・MEDIAS W N-05Eー2つのディスプレイを備えた新スタイルスマホ
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