Appleが6月にも欧州で発売するiPhoneですが通信規格の違いにより日本で発売されるのかされないのか気になるところです。
この問題を乗り越えてiPhoneは日本で発売されるのでしょうか・・・
iPhoneが抱える最大の問題は通信規格です。
日本では主にCDMAやW-CDMAという第3世代の通信規格を採用しています。アメリカでも採用されていますがまだまだ普及していない状況です。ちなみにアメリカなど欧州が主に採用しているのはGSMという第2世代の通信規格です。
iPhoneが採用しているのはGSMのみです。これが壁となって日本ではiPhoneは日本では発売されないのではないかと言われていますが、Apple創設者の1人であるスティーブジョブスは「3G phone in the future」と将来的には第3世代の通信規格に対応すると語っています。
第3世代の通信規格にiPhoneが対応するためには欧米で3G環境がGSM並みに普及する必要があります。欧米で第3世代の通信規格がGSM並みに普及するまでには最低でも2年以上はかかるでしょう。
第1世代のiPhoneはGSMのみに対応ですが恐らく第2世代のiPhoneからGSMとCDMAに対応するのではないかと思います。
結論からすると間違いなく日本でiPhoneは発売されます。
発売されるまでは最低でも2年はかかるでしょう。2009年以降ということになります。
しかし、2010年には第4世代の通信規格が普及し始めると言われ、2010年までに第3.5世代と第4世代の隙間を埋める通信規格が採用されると言われています。ドコモではスーパー3Gというものです。(名前は3Gですが限りなく4Gに近いものです)現在、日本では第三世代の通信規格から3.5世代であるHSDPA(EV-DO Rev.0、Rev.Aと同質)に移行しています。これが完全に3.5世代に完全移行し第4世代の通信規格が仄めかされている中で第3世代の通信規格を採用するiPhoneは売れるのでしょうか?それでもAppleはiPhoneを日本で発売するのでしょうか・・・。