Photo By Yoshikazu TAKADA
米の調査会社Consumer Intelligence Research Partnersの調査結果によると、2013年6月度のPhoneにおける販売シェアはiPhone5が52%、iPhone4Sが30%、iPhone4が18%となっていることがわかりました。
iPhone5はやはり販売不調だった!?
AppleInsiderがConsumer Intelligence Research Partnersより入手したiPhoneにおける販売状況の調査結果が以下となっています。各期間ごとに売り上げたiPhoneのシェアのようです。当時の最新機種であるiPhone4Sが発売直後の2011年10月に全てのiPhoneのうち90%を売り上げたものの、iPhone5は発売直後たったの68%にとどまったこと、2012年末にはiPhone4Sの販売シェアが再び上昇した一方でiPhone5は50%にまで落ち込んでいることが分かります。
これらのことを考慮すると、やはりiPhone5は販売不調だったと言えると思います。
iPhone5ではディスプレイがインチアップされるだけでなく、デザインの大幅な刷新、ボディの軽量化、LTEのサポートなどの大幅なアップデートが行われましたが、ユーザーには響かなかったということなのかもしれませんね。
Appleにとって廉価版iPhoneの投入は必然なのかもしれない
以下の表からはAT&T、Verizon、Sprintといった先行してiPhoneを販売したキャリアからT-Mobile(T-Mobileは4月からiPhone5の発売を開始)が大幅にシェアを奪っていることがわかります。AppleInsiderでは、T-Mobileの低価格なプランが他キャリアからシェアを奪った要因と伝えていますが、ユーザーが求めているのは「低価格」であり、それはプランだけでなくiPhone5などスマートフォンに対しても同じことなのかもしれません。比較的安価なiPhone4Sが未だに売れている理由にもつながっているのかもしれません。
また、Appleは廉価版iPhoneの投入を検討していると噂されていますが、ユーザーが求めているのは低価格であるとAppleが認識しているのであれば、廉価版iPhoneの投入は必然かと思います。
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