今年6月に米国国際貿易委員会がiPhoneやiPadなど一部のモデルに対して輸入と販売を禁じる排除命令を下したとお伝えしましたが、この命令に対してオバマ大統領が拒否権を行使したことが明らかになりました。
意外な大統領の拒否権行使
Appleがサムスンの特許1件を侵害したとして米国国際貿易委員会(ITC)は以下のモデルに対して今月5日より輸入と販売を禁じる予定でしたが、オバマ大統領が拒否権を行使したことでITCの命令は無効になりました。・iPhone4
・iPhone3GS
・iPad 3Gモデル
・iPad2 3Gモデル
今回の決定についてサムスンは「ITCの排除命令を退ける決定をしたことを残念に思う」とコメント、Appleは「大統領の決定について支持したい」とコメントしています。
過去26年間、大統領の拒否権の行使が無かったこともあり、ITCの命令が行使されるものと思われていましたが、これは意外でしたね・・・。いずれも旧モデルであり、ITCの命令が行使されたとしても影響はそこまでなかったと思うんですが。
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