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Android Lはバージョン4.5として公開?そもそもバージョン番号って必要?

Yusuke Sakakura

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ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2014/10/11 23:28
Android Lはバージョン4.5として公開?そもそもバージョン番号って必要?

発表されたアップデートの内容には、デザインやUIの大幅な変更、機能の向上・改善、さらには新機能の追加など多数の変更・改善が含まれており、約3年も続くバージョン4.0もようやく終わるかと思われましたが、もしかするとバージョン4.5として公開されることになるかもしれません。

Chromebetaで記されるAndroid Lのバージョン番号が「4.4.99」に

本日、Google Playストアにて公開された「Chrome Beta」には、Android Lと同じマテリアルデザインを取り入れる変更が加わっており、このChrome Betaを開発者向けに先行提供されている「Android L Developer Preview」にインストールしてみたところ「Android 4.4.99」として認識されることがわかりました。

おそらく、Developer Previewのため4.4.99として認識されており、今秋に提供される正式版では4.5として認識されることが予想されます。前述したとおりAndroid Lでは大幅なアップデートが行われます。それにともなってバージョンも大きく繰り上げられるものと思っていたのでとても意外ですね・・・

そもそもバージョン番号は必要か

その一方で「Android L Developer Preview」をインストールした端末の設定からバージョンを確認すると「L」と記されています。

僕はこれを見た時にGoogleはMicrosoftのWindowsのようにAndroidのバージョン番号をあまり表にださないようにするものと思っていました。Windowsも最近では7や8といった数字を付与していますが、あれはバージョン番号ではなくあくまでも製品名の一部で、バージョン番号として7にはNT6.1、8にはNT6.2が振られています。

Androidは、スイーツやお菓子にまつわるコードネームで呼ばれることも多く、ついにAndroid 4.4ではネスレのキットカットとコラボして「KitKat」を大々的にアピールしていたこともあって、バージョン番号を表に出さない方向へ進んでいくのだろうなーと思っていました。

また、Androidが出てきた当初は機能も不足しており、今ほど快適に動かなかったのでバージョン番号を積み重ねることがユーザーへのアピールにも繋がっていたと思いますが、ここ最近では大幅なアップデートも少なくなってきてバージョン番号を積み重ねることがあまり意味をもたなくなってきたので、なおさらそう思うようになっていたんですが、どうやら違うようですね。

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