Photo By Jason Garber
2007年にAppleからiPhoneが発売されると、それまでに定義されていたスマートフォンのデザインは一変し、ほとんどの製品がハードキーボードの搭載をやめ、指でタッチ操作できる大画面のディスプレイを搭載するシンプルなものとなりました。
また、製品のパッケージ(箱)にもデザインを持ち込むと、他社もAppleに影響されるようになります。今となってはパッケージのデザインをしないメーカーを見つけるのは難しいかもしれませんね。
今回はiPhoneのボディではなく、パッケージデザインがどのように変わってきたのか調べるべく、初代iPhoneからiPhone 5s/5cまでの全8機種分を振り返ってみました。
初代iPhoneのパッケージには、当時革新的とされた巨大なマルチタッチ対応のディスプレイを搭載するiPhoneがデカデカとプリントされました。今見るとなんとも思いませんが、当時は衝撃的だったかもしれません。
今でこそパッケージにこだわるメーカーがほとんどですが、パッケージまでデザインしたのはAppleが初めてだったと思います。
iPhone 3Gでも巨大なマルチタッチ対応のディスプレイを強調するボディがプリントされ、iPhone 3Gの発売と同時にサービスが開始されたApp Storeのアプリアイコンが追加されています。
iPhone 3GSでは、タッチパネルを強調するデザインそのままにボイスコントロールとデジタルコンパスのアイコンが追加されました。また、iPhone 3GSではOSの反応や通信速度を含めて高速化されたことを強調するかのように、デカく重たい雰囲気のあったパッケージも小さくコンパクトになりました。
ボディデザインが大幅に変更されたiPhone 4では、パッケージのデザインも初めて変更され、ガラスとステンレスが採用されたストレートなボディを強調するかのように斜め撮りされたボディがパッケージにプリントされています。
また、iPhone 3GからiPhone 3GSまではカラーによってパッケージの色が異なっていましたが、iPhone 4では上面が黒、側面と底面が白に統一されました。
iPhone 4sでは大幅なデザインの変更はないものの、iOS 4.1で提供されたGameCenterのアプリアイコンがApp Storeのアイコンのかわりに追加され、パッケージの横にはiPhone 4s(iOS 5)で初めて提供されたiCloudのロゴがプリントされました。
また、iPhone 4のパッケージはツートンカラーになっていましたが、iPhone 4sでは白色に統一されました。
iPhone 5では、ディスプレイのサイズが3.5インチから4インチとなったことを強調するかのようにボディ全体がプリントされ、大画面化されたことでアプリのアイコンが5列から6列に増えたことがわかるようにもなっています。
パッケージの側面にプリントされたフォントも変更されています。おそらくiOS 6から採用されているAvenirかな?
デザインが大幅に変更されたiPhone 5c(iOS 7)では、アプリのアイコンを全面に押し出すようなパッケージになっています。また、比較的低価格ということでパッケージも簡易的なものとなりました。
iPhone 5sのパッケージはデザインが変更されたアプリのアイコンと初めて搭載された指紋認証センサ(Touch ID)を強調するパッケージになっています。また、iPhone 5sでは、ボディカラーにゴールドが追加され、側面にプリントされている「iPhone 5s」の文字がゴールドカラーになりました。
iPhone 6のパッケージについてちょっとだけ予想しておくと、iOS 8で追加される健康管理アプリの「Health」がパッケージにプリントされる可能性はかなり高いと思います。また、iPhone 6では画面のサイズが大きくなることがほぼ確定となっているため、大画面化を強調するようなデザインになる可能性も高いのではないでしょうか。
ここ2年はiPhoneの発表前に次期iPhoneのパッケージデザインがリークされており、iPhone 6においてもリークされる可能性は低くないと思います。その際、真偽を見極めるためiOS 8で追加される機能とiPhone 6の特徴がパッケージにきちんと盛り込まれているかを確認することが重要でしょう。
2007年にAppleからiPhoneが発売されると、それまでに定義されていたスマートフォンのデザインは一変し、ほとんどの製品がハードキーボードの搭載をやめ、指でタッチ操作できる大画面のディスプレイを搭載するシンプルなものとなりました。
また、製品のパッケージ(箱)にもデザインを持ち込むと、他社もAppleに影響されるようになります。今となってはパッケージのデザインをしないメーカーを見つけるのは難しいかもしれませんね。
今回はiPhoneのボディではなく、パッケージデザインがどのように変わってきたのか調べるべく、初代iPhoneからiPhone 5s/5cまでの全8機種分を振り返ってみました。
初代iPhone(2G)のパッケージ
初代iPhoneのパッケージには、当時革新的とされた巨大なマルチタッチ対応のディスプレイを搭載するiPhoneがデカデカとプリントされました。今見るとなんとも思いませんが、当時は衝撃的だったかもしれません。
今でこそパッケージにこだわるメーカーがほとんどですが、パッケージまでデザインしたのはAppleが初めてだったと思います。
iPhone 3Gのパッケージ
iPhone 3Gでも巨大なマルチタッチ対応のディスプレイを強調するボディがプリントされ、iPhone 3Gの発売と同時にサービスが開始されたApp Storeのアプリアイコンが追加されています。
iPhone 3GSのパッケージ
iPhone 3GSでは、タッチパネルを強調するデザインそのままにボイスコントロールとデジタルコンパスのアイコンが追加されました。また、iPhone 3GSではOSの反応や通信速度を含めて高速化されたことを強調するかのように、デカく重たい雰囲気のあったパッケージも小さくコンパクトになりました。
iPhone 4のパッケージ
ボディデザインが大幅に変更されたiPhone 4では、パッケージのデザインも初めて変更され、ガラスとステンレスが採用されたストレートなボディを強調するかのように斜め撮りされたボディがパッケージにプリントされています。
また、iPhone 3GからiPhone 3GSまではカラーによってパッケージの色が異なっていましたが、iPhone 4では上面が黒、側面と底面が白に統一されました。
iPhone 4sのパッケージ
iPhone 4sでは大幅なデザインの変更はないものの、iOS 4.1で提供されたGameCenterのアプリアイコンがApp Storeのアイコンのかわりに追加され、パッケージの横にはiPhone 4s(iOS 5)で初めて提供されたiCloudのロゴがプリントされました。
また、iPhone 4のパッケージはツートンカラーになっていましたが、iPhone 4sでは白色に統一されました。
iPhone 5のパッケージ
iPhone 5では、ディスプレイのサイズが3.5インチから4インチとなったことを強調するかのようにボディ全体がプリントされ、大画面化されたことでアプリのアイコンが5列から6列に増えたことがわかるようにもなっています。
パッケージの側面にプリントされたフォントも変更されています。おそらくiOS 6から採用されているAvenirかな?
iPhone 5cのパッケージ
デザインが大幅に変更されたiPhone 5c(iOS 7)では、アプリのアイコンを全面に押し出すようなパッケージになっています。また、比較的低価格ということでパッケージも簡易的なものとなりました。
iPhone 5sのパッケージ
iPhone 5sのパッケージはデザインが変更されたアプリのアイコンと初めて搭載された指紋認証センサ(Touch ID)を強調するパッケージになっています。また、iPhone 5sでは、ボディカラーにゴールドが追加され、側面にプリントされている「iPhone 5s」の文字がゴールドカラーになりました。
iPhoneのパッケージにはきちんと意味が込められている!では、iPhone 6ではどうなる?
ということで、iPhoneのパッケージはその時に追加された機能やサービスに応じて都度変更されており、きちんと意味が込められているということです。これはおそらくiPhone 6でも変わらないでしょう。iPhone 6のパッケージについてちょっとだけ予想しておくと、iOS 8で追加される健康管理アプリの「Health」がパッケージにプリントされる可能性はかなり高いと思います。また、iPhone 6では画面のサイズが大きくなることがほぼ確定となっているため、大画面化を強調するようなデザインになる可能性も高いのではないでしょうか。
ここ2年はiPhoneの発表前に次期iPhoneのパッケージデザインがリークされており、iPhone 6においてもリークされる可能性は低くないと思います。その際、真偽を見極めるためiOS 8で追加される機能とiPhone 6の特徴がパッケージにきちんと盛り込まれているかを確認することが重要でしょう。
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