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Googleが開発中とみられるNexus 8がWi-Fi認証を通過しました。
ここ最近は秋ごろに新型のNexusデバイスが発表されることが通例となっているため特に驚くことはありませんが、初代NexusデバイスのNexus Oneを開発したHTCとGoogleが再びタッグを組むということは感慨深いものがありますね。
Android Lを搭載したHTC製の端末がWi-Fi認証を通過!
Wi-Fiの認証機関が公開した資料(PDF)によると、タブレットに分類されるHTC製の端末が認証を受けたようです。OSはAndroid Lを搭載しており、ファームウェアバージョンにはAndroid Lのコードネームとされる「LMP(レモンメレンゲパイ)」の文字も確認できます。
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この時点でこの端末がNexusデバイスである確証はありませんが、ファームウェアバージョンに「flounder」と記述されていることに注目しましょう。「flounder」は日本語に翻訳するとカレイという意味になり、これまで魚類の名前が使用されてきたNexusデバイスのルールに適合します。
また、この「flounder」の文字はAndroid Lが発表される前からGoogleまたはAndroidの関連サイト、ソースに登場していることからもNexusデバイスである可能性が非常に高いと判断できます。
HTCが初のNexusスマホ「Nexus One」をGoogleと共同で開発し、発売したのは4年以上も前の2010年4月でした。当時、Androidのタップ判定がいまいちで誤操作も多かったわけですが、それをトラックボールで改善。Android 2.1によるレスポンスの改善などもあって評価の高い製品でしたが、ディスプレイとガラスパネルの間にホコリが侵入する残念なところもありました。
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今回、Wi-Fi認証を受けた「Nexus 8」とされるflounderが製品化されるかはわかりませんが、Nexus Oneの発売から4年以上経って開発されたタブレットがどのような製品になるのか、Googleの発表を期待して待ちたいと思います。
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