Googleが今年秋に公開したAndroid 10でようやく正式対応した「ダークテーマ」
目に対する刺激を軽減してくるだけでなく、有機ELディスプレイを搭載したスマートフォンでは電池持ちも改善される。このダークテーマが来年公開される「Android 11」で機能拡張の可能性があるようだ。
ダークテーマを自動オン可能に
「Android 11」で追加される可能性があるのはダークテーマのスケジュール機能。
実はダークテーマのスケジュール機能はベータ版のAndroid 10で用意されていたが、ダークテーマが自動でオンになるタイミングでアプリが突然再起動するため、文字入力やスクロール位置の再現などユーザー体験に悪影響を与えるということで正式版では廃止になっていた。
ダークテーマのスケジュール機能を求める人は多く、不具合やリクエストを報告できるGoogle Issue Trackerには「iOSやSamsungのOne UIはできるのに」「ブルーライトをカットする夜間モードで実現しているからダークテーマでも簡単に実現できるはずだ」といった多数の要望が投稿されたTrackerに対して、Googleが「報告されている問題は修正済みで今後のバージョンで利用可能になる予定」と返信していることをXDA Developersが発見した。
既存のダークテーマにはスケジュール機能が存在しないため、ステータスバーのクイックパネルから専用のアイコンをタップする必要がある。どうしても自動でオンにしたい場合は節約モード「バッテリーセーバー」のスケジュール機能を利用するかサードパーティアプリをダウンロードしなければいけないが、OSの標準機能として用意されればこういった煩わしさが解消される。
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