- Android 14 QPR2リリースにより、アプリペア機能の動作詳細が明らか化。
- アプリペアは、分割画面のアプリをホーム画面にショートカットとして追加可能。
- アプリペア機能の実装は未定だが、遅くてもAndroid 15リリースまでに提供予定との見込み。
SamsungなどのAndroidパートナーが実現しながら、OSの標準機能として明らかに足りないものの1つとしてアプリのペア機能があります。
通常、1つの画面に2つ以上のアプリを表示する場合、YouTubeを起動→X(旧Twitter)を起動→アプリ履歴/アプリスイッチャーを表示→Xのアイコンをタップ→分割画面を選択→YouTubeを選択…と面倒な手順が必要。セーブ機能もないため、メモリがクリアされるたびに毎回同じ手順が必要です。
そこで、Galaxy Z Fold5などではセーブ機能に対応するアプリのペア機能を使うことで、次回からはタップ一発で複数のアプリを起動できます。
Pixel Foldユーザーにもぜひ欲しい機能の1つで筆者も登場を待ちわびていますが、ベータ版のAndroid 14からアプリのペア機能が発見されたようです。
アプリのペア機能を発見したのはAndroidの解析と未発表機能をいち早く発見することでおなじみのMishaal Rahmanです。
アプリのペア機能自体はAndroid 14が正式にリリースされる前のベータ2版から発見されていましたが、新たにAndroid 14 QPR2がリリースされたことによって、アプリのペア機能がどのように動作するのか詳細が明らかになりました。
Android Policeを通じた報告によると、アプリ履歴/アプリスイッチャーを表示したら、分割画面で起動しているアイコンをタップして「アプリペアを保存」を選択すると、ホーム画面にアプリペアのショートカットが追加されます。
さらに、ホーム画面追加されたショートカットをタップすると、一瞬で画面分割されてお気に入りのアプリが表示されます。残念ながら今のところアプリペアのショートカットをフォルダに追加することはできないそうです。
アプリのペア機能がいつ実装されるかは不明ですが、完成は近づいているように見えるため、早ければ2024年3月に予定されているFeature Dropアップデートで提供されるはず。遅い場合はAndroid 15以降まで待たなければいけません。
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