開発者向けのAndroid Developersサイトで公開されているドキュメントからユーザーのタッチ操作を取得する“MotionEvent”に「Deep press」が追加されることがわかった。
「Deep Press」は、ディスプレイを強くタッチする新しい操作方法で長押しよりもクイックに操作できるという。カンタンに言えばiPhoneの3D Touchにそっくりな機能がAndroid Qで追加されることになる。
長押しよりもクイックに操作できる新しい「Deep Press」
Appleによれば、iOSの3D Touchは指による圧力の微細な変化を測定するために設計された容量性センサーをディスプレイに組み込むことで実現しているそうだ。圧力差も検出することで押した強弱も正確に区別できる。
Android Qで追加される「Deep Press」はハードウェアの変更が必要なのか、OSをアップデートするだけですべてのデバイスで利用できるのか、3D Touchのように圧力差まで検出できるのかは不明だ。
Androidユーザーは知ってのとおり、2017年8月にリリースされたAndroid 8.0 Oreoで3D Touchのような操作が追加されている。ホームアプリでアプリのアイコンを長押しすれば一部の機能をショートカット的に呼び出すことができるが、「Deep Press」で一体何がかわるのか。
9to5Googleは「Deep Press」の追加によって操作感が3D Touchに近づくとしている。ペイントアプリやリタッチアプリでも検出が可能ならばよりクオリティの高いアプリも開発されそうだがどこまで汎用性があるか不明だ。
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