3月のスペシャルイベントを延期したと報じられているApple。その影響もあるのか6月開催予定の開発者向けイベントWWDCで新製品の発表を計画している可能性がある。
発表される新製品は長く発売の噂が報じられているApple純正ヘッドフォン、新商品となる紛失防止タグ「AirTag」、MacBook Proのようだ。
「WWDC 2020」で3つの製品が発表
Jon Prosserによると、AppleはWWDC 2020でMacBook Pro、オーバーイヤーヘッドフォン、AirTagの発売を計画しているとのこと。
情報源は明かされておらず信ぴょう性は不明だが、Appleの未発表製品に関して高い確率のあるMing−Chi Kuoもこれらを含めた6製品が2020年前半に発売されるとレポートしていた。
Scheduled for WWDC:
— Jon Prosser (@jon_prosser) March 31, 2020
MacBook Pro
Over-ear headphones
Air Tags
MacBook Proについてはどういったモデルか言及されていないが、最近では14.1インチのミニLEDディスプレイを搭載したMacBook Proの発売が噂されている。同モデルでは今年5月発売のiPad Pro用キーボード「Magic Keyboard」などと同じシザー式キーボードを採用することで、より深いストロークでキーが押せるほか故障リスクが低くなるようだ。また、エスケープキーが不評のTouch Barから分離されると報じられている。
Apple純正のオーバーイヤーヘッドフォンはAirPodsと同じチップセットを搭載することでカンタンなセットアップのほか、ヘッドフォンを外した時の音楽の自動一時停止・再生に対応し、BoseやBeatsと張り合うようなノイズキャンセリング機能(AirPods Proで実現)を実現すると報じられている。
最近では流出した「iOS 14」のコードから開発の証拠となるアイコンが発見されていた。
「AirTag」は、TileやMAMORINOなどが競合製品にあたる紛失防止タグ。iPhone 11シリーズと同様にUltra Wide Bandに対応することで非常に高い精度で紛失した位置を発見できるそうだ。
タグを付けたサイフやカギから離れるとiPhoneに通知が届くことで紛失を防止できるほか、他のユーザーが紛失物を発見すると持ち主の連絡先を通知して電話やメッセージで拾った人と連絡が取り合えると報じられている。
Appleは6月にオンライン限定で「WWDC 2020」を開催するとアナウンスしているが、具体的な開催日時は発表していない。新型コロナウイルスの影響でGoogleは5月に開催予定の開発者向けイベント「Google I/O 2020」を中止しており、Appleが中止の判断を下す可能性もある。
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