ちょうど1週間後の3月10日に正式発表される「Apple Watch」、2015年4月に販売される一次販売国はアメリカのみと噂されていましたが、どうやらそうではないようです。
ドイツ・ベルリンのApple Storeスタッフに対して2015年4月発売と案内
先週、ドイツ・ベルリンのクアフュルステンダムにあるApple Storeに訪問したティム・クックCEO。
その際、従業員に対して「Apple Watch」が防滴に対応していることや電池の持ち時間が1日程度であることを明らかにしたと報じられましたが、ドイツでの発売日が4月中になることを明かしたそうです。
Speaking at the Berlin flagship Apple Store last week, Apple CEO Tim Cook told employees that the Apple Watch will not be exclusive to the United States in April, according to employees in attendance. Specifically, Cook said that the Apple Watch will launch in Germany during the month of April.
引用元：Tim Cook says Apple Watch will be available outside U.S. in April | 9to5Mac
そういえば、アップルは今年1月にイギリス、フランス、ドイツ、スペイン、スイス向けに公開している「Apple Watch」の公式ページにおいて「2015年発売」から「2015年早期に発売」に変更し、その後、元に戻すということがありました。
一度、変更された原因も元に戻された理由も明らかにされていませんが、なんらかの理由があったとすれば、アメリカやドイツだけでなく、イギリス、フランス、スイスといった複数の国でも発売されるということなのでしょうか。
ちなみに、これらの国はアップルが新製品出す際に他の国に比べて、発売日が早く設定される国でもあります。本来ならばここにオーストラリアと日本が加わるのですが、オーストラリアのアップルストアではApple Watchの従業員トレーニングが実施されているという噂がありますが、日本に関連するApple Watchの情報はほとんどあがってきません。
Apple Watchの発売日とApple Payの提供有無が深く関係している？
ティム・クックCEOは、これらの情報に加えてモバイル決済サービスの「Apple Pay」をドイツでも年内にスタートさせると語ったとされています。
アップルはApple Payの普及率を高めるために、その国でApple Payが提供できるかどうかを判断して、Apple Watchの発売日または優先順位を決めている可能性は十分に考えられます。
Apple Watchのように健康管理ができるウェアラブルデバイスは既にありますし、Apple Watchよりもデザイン性に優れた製品もたくさんあります。ただ、Apple Watchでしか使えない機能がモバイル決済のApple Payで、これがAndroid Wearなど他のウェアラブルデバイスへの最大の優位性だと思います。
ただ、日本ではFeliCa規格のおサイフケータイが普及しており、Apple PayのようなNFC規格のおサイフケータイがあまり普及していないことを考えると、後回しにされるのは必然なのかもしれません。
とは言ってもファンの多くいるアップルの新製品なので早期販売を求める声は大きく、個人的にも欲しいデバイスではあるのですが、どうなるでしょうか。
Apple Watchは3月10日午前2時より開催されるスペシャルイベント「Spring Forward」にて発表されます。
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