Appleがまもなく発表すると報じられている新型Apple Watch Series 7。色んな意味で“ビッグアップデート“になりそうです。
BloombergのMark Gurmanによれば、フラットエッジの新デザインを採用する新型モデルはケース・画面ともに大型化し、画面サイズ/表示領域については、現行のモデルに比べて16%もビッグになると伝えています。
当記事トップの画像は現行のApple Watchに巨大化するApple Watch Series 7のディスプレイ(白)を重ねたもの。グレーで表現された現行モデルのディスプレイよりも一回り大きくなることが確認できます。
複数の新しい文字盤追加も
Apple Watch Series 7のケースサイズは、Series 4〜Series 6の40mm/44mmよりもビッグな41mmと45mmの2サイズで販売されると報じられてきました。
わずか1mmですが、Apple Watchのケースサイズは縦の長さを示しているため、インチ数にすると1.78インチから約7%のサイズアップとなる1.9インチになります。
今回のレポートでは、ケースサイズの大型化に合わせて、ディスプレイの解像度も368×448ピクセル(44mm)から約16%アップの396×484ピクセル(45mm)に増加すると伝えています。
小さい41mmのケースサイズでも同様に解像度がアップすることで、文字盤により多くのコンプリケーションを表示できるようになるとのこと。
以下の画像は新旧Apple Watchの画面サイズを比較したもので、グレーが44mmケース、ブラックが45mmケースを表現しています。こうして比較すると、Apple Watch Series 7は画面サイズが“驚くほど“大きくなることがわかります。
This is a surprisingly substantial display size increase. Gray is 44mm and black is Series 7. Case of the watch is definitely gonna feel bigger on the wrist. https://t.co/d6pfrdqve9 pic.twitter.com/XCa5NKP1Mo
— Parker Ortolani (@ParkerOrtolani) September 2, 2021
ビッグになるディスプレイ向けに、Appleは新しい文字盤も開発しているようです。
1つは、デジタル時計・曜日・外気温・アプリケーションをクイック起動できる小さなコンプリケーションと、画面の横幅いっぱいに表示できる大きなコンプリケーションを最大2つ配置できる「モジュラーマックス」で、大きなコンプリケーションを1つしか配置できない「インフォグラフモジュラー」から進化した文字盤になるとのこと。
here’s what Apple’s new Modular Max watch face presumably looks like on the Series 7 pic.twitter.com/saVLnNyJAO
— Parker Ortolani (@ParkerOrtolani) September 2, 2021
時間や時間の変化に応じて変化する「コンティニューム」や、時間を確認できる内側と他の国と地域の時間を確認できる外側の2つに分けられた「アトラス」または「ワールドタイマー」、常に数字が変わるApple Watch HERMES用の文字盤、人の動きに合わせて数字が動くApple Watch Nike用の新しい文字盤も追加されるようです。
Apple Watch Seires 7は、先週スタートした小規模な生産で深刻な課題が発見されたことから、現在は製造がストップしていると報じられていました。しかし、Mark Gurmanは早ければ今月中にも発表されると報じています。もしかすると年内は入手困難になるかもしれません。購入を検討している場合は、早めに準備しておきましょう。
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