Appleが開発者およびテスター向けに提供を開始したiOS 14.6のリリース候補版からBeatsブランドの新作イヤホン「Beats Studio Buds」が発見された。
Beats Studio Budsは、2019年に発売されたBeatsブランド初のフルワイヤレスイヤホンPowerbeats Pro以来となるフルワイヤレス型の次世代モデルで、スポーツに特化しないStudioシリーズのため、よりコンパクトになってカジュアルに使えるようだ。
コンパクトなノイキャン対応の完全無線イヤホン
iOS 14.6のリリース候補版から「Beats Studio Buds」を発見した9to5Macによると、AirPodsのようにAppleのチップが搭載される。iPhoneやiPadに近づけることで瞬時にペアリングできるほかHey Siriに対応。充電ケースも付属されるとのこと。
現行のPowerbeats Proと比べてサイズがコンパクトになり、iOS 14.6 RCのコードからノイズキャンセリング機能に対応することもわかっている。正式名称がどうなるかは不明だが、iOS 14.6 RCで発見されたファイルはすべて「Beats Studio Buds」を使用しているとのこと。
Powerbeats Proは耐汗・耐水仕様で激しいワークアウト中に利用しても耳から落ちないようにイヤーフックを備えていたが、Beats Studio Budsにイヤーフックはないようだ。耐汗・耐水仕様かはわかっていない。
iOS 14.6からは6月からスタートするApple Musicにロスレスオーディオに関するコードも発見されているため、同時期にBeats Studio Budsが正式に発表される可能性も高いという。
なお、AppleはAirPods 3を開発していてApple Musicのロスレスオーディオと同時に発表されると報じられていたが、現時点でiOS 14.6からAirPods 3に関するコードは発見されていない。
残念ながらApple Musicのロスレスオーディオは有線イヤホンが必要のためAirPodsシリーズは非対応。Beats Studio Budsも利用できない可能性が高い。一方でドルビーアトモス対応による映画館のような3Dオーディオが楽しめる空間オーディオに対応する可能性がある。
コメントを残す