9月13日、河野太郎デジタル相が感染者との濃厚接触を通知するスマートフォン向けのアプリケーション「COCOA」(ココア)の機能を停止する方針を明らかにしました。
機能停止の理由については「新型コロナウイルスの全数把握および全数届けのルールが代わり、COCOAを活用する前提が変わるため」と説明しています。
何が悪かったのか、どこが良かったのか総括が必要
接触確認アプリCOCOAは、新型コロナウイルス陽性者と接触した可能性を自動通知してくれる無料アプリ。
陽性者になった場合に本人が同意して陽性登録を行うと、過去14日間に接触(半径1メートル以内に近づき、15分以上の接触)した可能性のあるCOCOAユーザー等に通知が届くというもの。
無症状の段階で感染を疑い、保健所のサポートをいち早く受けられるため、感染拡大の防止に繋がるとして2020年6月にリリースされました。
リリース直後から不具合が相次ぎ、2021年2月にはAndroid版にて濃厚接触を検知・通知しない状態が4ヶ月続いていたことが発覚していました。
これを受けて河野氏はCOCOAのなにが悪かったか、どこが失敗したか、どこが良かったのかを総括をきちんとやって次につなげていかないといけないとコメントしています。
- | 厚生労働省
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