ドコモとメルカリが業務提携する方針を固めたと日本経済新聞が伝えている。この提携によってメルカリが提供するフリマアプリでdポイントの利用が可能になるという。
メルカリ“協議していることは事実”
報道によるとフリマアプリ「メルカリ」で商品を購入する際にdポイントが貯められるほか、たまったdポイントをメルカリで利用することもできるという。実現すればメルカリで他社のポイントが利用できるのは初となるようだ。
ドコモは今年1月にリクルートとの業務提携も発表しており、じゃらんやホットペッパービューティーなどリクルートグループが提供する12のウェブサービスでdポイントが利用可能になる。対応予定時期は2020年度第3四半期。メルカリとの提携はこれに続くものかもしれない。
dポイントの利用に加えて両社が提供するスマホ決済サービスでは加盟店の共同開拓も検討するとのこと。メルペイでdポイントが利用できるかはわかっていない。メルカリはスマホ決済サービス「Origami Pay」を提供するOrigamiの買収を発表している。>
報道を受けて両社がコメントを出している。ドコモは「本日一部報道において、当社が株式会社メルカリと業務提携を実施するとの報道がありましたが、当社が発表したものではございません。」とコメント。一方でメルカリは「同社を含めた様々な事業者と協議していることは事実」と一部事実を認めている。
本日、一部報道機関において、当社が株式会社NTTドコモと業務提携を行う旨の報道がなされましたが、これは当社が発表したものではありません。当社グループでは、今後のサービス提供にあたり、同社を含めた様々な事業者と協議していることは事実ですが、現段階におきまして、決定している事実はありません。今後、開示すべき事実を決定した場合には速やかにお知らせいたします。
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