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ドコモがiPhoneのeSIMクイック転送に対応。iOS 16.4から

Yusuke Sakakura

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ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2023/03/28 18:44
ドコモがiPhoneのeSIMクイック転送に対応。iOS 16.4から

3月28日、ドコモがiPhoneおよびiPadのeSIMクイック転送に対応しました。

eSIMクイック転送はiCloudまたはBluetoothを利用してeSIMを旧機種から新機種に転送できる機能。これまでは面倒な再発行や再登録が必要でしたが、これからは機種変更や買い替え時にスムーズにeSIMを移行できます。

ドコモ広報に確認したところeSIMクイック転送を物理SIM(SIMカード)を挿したiPhoneで利用すると、古い機種で利用していたSIMカードをeSIMへ変換可能。同機能はahamoでも利用できます。

eSIMクイック転送が利用できるのは、3月28日にリリースされたiOS 16.4およびiPadOS 16.4にアップデートされた対応機種。iPhoneとiPad間のeSIM転送には対応していません。

受付時間は終日(毎週火曜日の22時30分から水曜日の7時00分を除く)。未成年契約の回線や法人契約の子回線、WEB利用可否設定が拒否となっている場合は利用できないとのこと。

なお、AppleはiPhone 14シリーズでSIMカードトレイを廃止したeSIMのみ利用できるモデルをアメリカで販売しており、今後、日本を含めた他の国にも拡大していくことが予想されています。

仮に日本で販売されるiPhoneでもSIMカードトレイが廃止された場合、物理SIM(SIMカード)を利用している場合は機種変更や買い替えに合わせてeSIMへの交換が必要になることから、手間や混乱を避けるために携帯ショップやウェブでの手続き不要でSIMカードをeSIMに変換できるeSIMクイック転送は必須と言えます。

すでにeSIMクイック転送機能はKDDIと楽天モバイルが提供済み。あとはソフトバンクが対応すれば、日本でもSIMカードトレイを廃止したiPhoneの販売準備が整うことになりそうです。

ちなみに、eSIMの転送機能はGoogleもAndroid向けに今年後半に提供すると案内しています。

eSIMクイック転送の対応機種
  • iPhone 11シリーズ
  • iPhone 12シリーズ
  • iPhone 13シリーズ
  • iPhone 14シリーズ
  • 11インチ iPad Pro(第2世代以降)
  • 12.9インチ iPad Pro(第4世代以降)
  • iPad Air(第4世代以降)
  • iPad mini(第6世代)
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