当メディアではアフィリエイト広告を使用しています

iPhone 15はワイヤレス充電・Qi2に対応してる?

bio
Yusuke Sakakura公開日:2023/11/26 11:15
iPhone 15はワイヤレス充電・Qi2に対応してる?

2023年9月に発売されたiPhone 15シリーズは、新しい背面ガラスとピンク、イエロー、グリーン、ブルーといったパステルカラーをラインナップしたボディに、A16 Bionicチップ、標準と超広角レンズを備えたデュアルカメラを搭載したスマートフォンです。

充電端子はApple独自規格のLightningからUSB-Cに変更されたことで、MacやiPadと同じケーブルを使って充電が可能になり、写真や動画を退避して空き容量を増やすことができるSSDなど、利用できるアクセサリも拡大しました。

iPhone 15はワイヤレス充電にも対応しています。ただし、ワイヤレス充電を利用するに当たっていくつかの注意点が必要になるため、この記事でまとめておきます。

目次

ワイヤレス充電:最大7.5W出力に対応

iPhone 15 / 15 Plus / 15 Pro / 15 Pro Maxの4機種は、Qi規格のワイヤレス充電に対応しています。

対応する出力は最大7.5Wです。Qi規格が最大15W出力に対応していることと、Pixel 8、Galaxy S23などのAndroidスマートフォンが10W以上の出力に対応していることを考えるとかなり低い出力です。

Qi規格のワイヤレス充電器は価格が手ごろで導入しやすいものの、より高速なMagSafe充電器に比べて充電スピードは低速で時間がかかります。

例えば、充電しながらiPhone 15を利用したり、就寝中に充電するときは便利ですが、朝起きて充電を忘れたりして短い時間しか充電できない場合は、Qiのワイヤレス充電は避けてMagSafeまたはUSB-Cによる高速な有線充電を利用したいところ。

USB-Cによる有線充電ではAnker Nano Charger (20W)のようなUSB充電器を利用することで、30分で50%まで充電可能、2時間足らずでフル充電できます。

MagSafe充電:最大15W出力に対応

iPhone 15 / 15 Plus / 15 Pro / 15 Pro Maxは、MagSafeによる充電にも対応しています。

MagSafeはAppleが開発したマグネットを活用したワイヤレス充電技術で、iPhoneに内蔵された充電コイルと充電パッドをピタッと正確に吸着させて、ワイヤレス充電ならではの位置ズレによって、充電効率が低下する問題を回避できます。

Qi規格のワイヤレス充電を利用する場合は最大7.5W出力に対応していますが、MagSafeの場合は2倍の最大15W出力に対応しているため、高速・短時間でiPhone 15を充電できます。

なお、MagSafeを利用して最大効率かつ高い磁力を伴って充電するにはMagSafe対応のケースが必要になります。

Qi2:対応

iPhone 15 / 15 Plus / 15 Pro / 15 Pro Maxは、Qi2にも対応しています。

規格開発にAppleも大きく貢献したQi2には「MPP」と「強化されたEPP」の2種類があり、MPP(Magnetic Power Profile)では、MagSafeと同じようにマグネットを活用したワイヤレス充電が利用できます。

iPhone 15でQi2を利用する場合、MagSafeと同じ最大15W出力で充電が可能です。

Ankerも来春にQi2対応のワイヤレス充電器を発売予定
Ankerも来春にQi2対応のワイヤレス充電器を発売予定
Qi2ワイヤレス充電に対応したモバイルバッテリー
Qi2ワイヤレス充電に対応したモバイルバッテリー

共通点が多い両規格の違いは、MagSafeがApple独自規格であるのに対して、Qi2が標準規格であるということ。

これまでマグネットを活用したワイヤレス充電を利用するには、iPhoneとMagSafeに対応した充電器、MagSafeアタッチメントが必要でしたが、Qi2対応のデバイスであれば、iPhoneだけでなくAndroidでも、その他のワイヤレスイヤホンでも利用できます。

例えば、家族内でiPhoneとAndroidの両方を利用している場合でも、1台のワイヤレス充電器でマグネットを活用した最大15W出力の高速ワイヤレス充電が利用できるメリットがあります。

また、Qi2対応の充電器はMagSafeの充電器に比べて安価で購入できる見込みです。

リバース充電:非対応

ワイヤレス充電に対応したスマートフォンでは、背面にフルワイヤレスイヤホン、スマートウォッチを乗せるだけでスマホのバッテリーをおすそ分けして充電できるリバース充電に対応している機種もあります。

残念ながらiPhone 15 / 15 Plus / 15 Pro / 15 Pro Maxは、リバース充電には対応していません。

ただし、USB-Cケーブルを使った有線によるリバース充電には対応しているため、AirPodsやApple Watchを充電することもできます。

iPhone 15 ProでApple Watchを充電
iPhone 15 ProでApple Watchを充電

iPhone 15に最適なワイヤレス充電器

iPhone 15に最適なワイヤレス充電器をまとめてみました。

記事執筆時点でQi2対応のワイヤレス充電器はまだ発売されていないため、MagSafe対応のワイヤレス充電器がベストな選択です。

スタンド型なら充電しながら動画視聴やFaceTimeも快適。顔認証Face IDも画面をのぞき込むことなくスムーズに解除できるほか、iOS 17の新機能スタンバイも利用できます。

価格重視なら数千円で購入できるQiのワイヤレス充電器がおすすめです。

MagSafe充電器
MagSafe充電器¥ 5,930Apple純正のMagSafe充電器です。iPhone 12以降のモデルにマグネットでピタッと吸着し、ワイヤレスながら最大15Wで高速充電できます。MagSafeに対応していないiPhone SEなどの機種も最大7.5Wで充電が可能。なお、マグネットによる吸着はMagSafe対応モデルのみです。
Belkin 2 in 1 MagSafe充電器
Belkin 2 in 1 MagSafe充電器¥ 10,745【過去最安値】iPhoneとAirPodsを2台同時にワイヤレス充電できる2-in-1のMagSafeワイヤレス充電器です。MagSafeの充電パッドでは、新しいiPhoneを最大15Wまで急速充電可能。5W出力のQi認証の充電パッドでも2台目のデバイスを充電できます。Qi認証の充電パッドには正しい位置で充電されていることを知らせるLED付き。軽量でフラットなデザインと303gの軽量さで、旅行や出張への持ち運びにも便利。電...
Belkin 3 in 1 MagSafe充電器
Belkin 3 in 1 MagSafe充電器¥ 16,98023%OFFデザイン性に優れたiPhone、Apple Watch、AirPodsの3台を同時にワイヤレス・マグネット充電できるBelkin製の3-in-1スタンド。iPhone、Apple Watch、AirPods/ワイヤレス充電の置き場所を1つにまとめてデスク周りをスッキリ整理。iPhoneはMagSafe充電によって最大15W出力、AirPodsとApple Watchは最大7.5W出力で充電できます。
Anker PowerWave 10 Stand
Anker PowerWave 10 Stand¥ 2,499iPhoneを最大7.5出力で、Galaxyを最大10W出力で充電できるQiワイヤレス充電器です。2つの充電用コイルを内蔵したスタンド型充電器のため、動画を楽しむ場合は横置きで、ビデオ通話は縦置きといった使い方に合わせて置き方を柔軟に変更できます。5mm以下の厚さで金属製、磁気を帯びていないスマートフォンケースであれば、そのまま充電が可能です。
コメント
コメント利用規約

質問は必ず記事を読んでから投稿してください

質問する際は画面にどういったメッセージが表示されているのか、利用機種・OSのバージョンも書いてください。

誹謗中傷を含む場合は発信者情報開示請求します。

攻撃的・侮辱的・過激・不快な表現を含む場合はIPアドレスを明記して公開します

VPNを使った書き込みおよび連投は承認されません。

コメントを残す

(任意)

Recommendこんな記事も読まれています