GoogleがSoliチップを搭載した新型スマートディスプレイ「Google Nest Hub」を開発している。
Pixel 4シリーズやNest Thermostatに搭載されたSoliチップ搭載し、同チップが照射するレーダーによって人の動きを検知して睡眠分析機能に対応するようだ。
スピーカーやマイク性能改善も
9to5Googleによると、新型Google Nest Hubはファブリックで覆われた横長のボディに傾斜したディスプレイが設置されるなど現行モデルと同じ見た目とのこと。
カラーはグレー、ブラック、サンド/ピンクの3色に新色ライトブルーが加わる。ライトブルーはGoogle Nest Hubでラインナップされていたアクアを置き換えるもので、Nest Audioのスカイに近い色になるという。
新型Next Hubではスピーカー音質の改善に加えてマイクも改善されるそうだ。現行モデルは2つのマイクを搭載しているが、Google Nest MiniやAudioのように高感度マイクを3つ搭載するとのこと。広い部屋で小さな声もしっかり聞き取ってくれる。
最大の特徴はSoliチップの搭載だ。
同チップを搭載したPixel 4シリーズでは、手を右から左に振ることで再生中の曲をスキップ操作したり、空中をタップする操作で再生や一時停止もできた。こういったジェスチャー操作が新型Next Hubにも追加されるという。ジェスチャーコントロールの相性は手に取って操作できるスマートフォンよりもスマートスピーカーの方がずっと良いはず。
Soliチップはジェスチャーコントロールだけでなく新機能の睡眠分析も可能にする。照射するレーダーによって体の動きを検知して睡眠を記録・分析し、ヘルスケアアプリのGoogle Fitとも連動するようだ。
現在、Google FitはAndroidやWearOS、iOSに対応しているが、Nest Hubには対応していない。
また、Googleはフィットネスデバイスなどで記録した運動や睡眠などの情報をスマートディスプレイに表示するアシスタント機能も用意しているとのこと。
すでにFCCを通過していることから新型NestHubがすぐに発表されてもおかしくはない。販売価格は現行モデルと似たような価格とのことで10,000円前後になるようだ。
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