「OK Google,今日の天気は?」と声で話しかけると、天気予報を画面で表示したり、音楽のストリーミングやポッドキャストの再生、NetflixやYouTubeの動画視聴など、多機能なGoogleのスマートディスプレイ「Nest Hub」シリーズ。
Googleはディスプレイを取り外すことで、タブレットとしても利用できる新型Nest Hubを開発しているようです。
取り外し可能なタブレットで利用用途が広がるNest Hub
9to5Googleが計画に詳しい人物から得た情報によると、タブレットとして使用できる取り外し可能な新しいスマートディスプレイ「Nest Smart Display」を開発しているとのこと。発売時期は2022年内。
Nest Smart Displayの発売に向けた準備なのか、Googleはアプリを素早く起動するためのショートカットランチャー、Androidに標準搭載されている文字入力アプリGboard風のキーボードや閲覧中のサイトをスマートフォンに送れるなどブラウザの機能アップデートも実施していると9to5Googleは伝えています。
取り外し可能なタブレットに採用されるOSは不明。約260万アプリにアクセスできるPlayストアをサポートしたAndroidはもちろん、Chrome OSの可能性もあるでしょう。いずれにしても1万円前半の「Nest Hub」、2万円後半の「Nest Hub Max」といった手ごろな価格を考慮すると、ロースペックなタブレットになることは間違いなさそうです。
GoogleのNest Hubシリーズは2018年に「Google Home Hub」として登場。翌年にGoogle Nest Hubにリブランディングされ、現在は7インチのディスプレイを搭載したコンパクトな「Nest Hub」と10インチのビッグディスプレイを搭載した「Nest Hub Max」がラインナップされています。
2021年3月に登場した第2世代のGoogle Nest Hubは、レーダーを照射して手や体の動き、さらに呼吸まで検出できるSoliチップを搭載することで、新たに睡眠トラッキング機能に対応。手のひらを向けてエアタップするとYouTubeの動画や音楽を再生/一時停止できる空中ジェスチャもサポートしています。
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