Googleが2021年に発売を計画しているスマートディスプレイ「Google Nest Hub」には、Pixel 4やNest Thermostatにも採用されたSoliチップを搭載することがわかっている。
Pixel 4でジェスチャー操作や顔認証の高速化を実現し、Nest Thermostatでは人感センサーとして利用された万能チップ。新型Google Nest Hubでは睡眠トラッキングに対応するようだ。
デバイスを身に着けず睡眠分析が可能に?
9to5Googleによると、新型Google Nest Hubに搭載されるSoliチップは睡眠トラッキングとして使用されるとのこと。
Googleが買収を発表したFitbitのスマートウォッチでは「昨日の睡眠はどうだった?」「睡眠のまとめを表示して」とGoogleアシスタントに尋ねることで睡眠パターンを確認することが可能だが、新型Google Nest Hubでも同じ睡眠トラッキング機能に対応する可能性がある。
身に着けないデバイスでどうやって睡眠を記録するのか。そこで登場するのがレーダーを照射して動きを検出できるSoliチップ。
通常のGoogle Nest Hub(≠Nest Hub Max)にはカメラが無いが、新型のGoogle Nest Hub では照射されるレーダーによって就寝中の体の動きを検出することで、プライバシーに一定の配慮をしながら睡眠分析が可能になる。
Google Nest Hubシリーズは寝室に置かれて目覚まし時計やスピーカーとしての利用も想定されていることから相性は良い。何よりも腕にデバイスを巻きつけながら寝るよりも快眠できそうだ。
なお、Soliチップは睡眠分析だけではなくPixel 4で採用されたようにジェスチャー操作を実現するためにも使用される可能性が高い。
コメントを残す