Googleアシスタントを搭載したホームスピーカー「Google Home」と「Google Home Mini」の販売が終了した。
Googleストアの販売ページにアクセスすると、購入ボタンが「利用不可」に置き換わって購入できなくなっている。
Google Homeブランドが昨年廃止
「Google Home」は2016年にアメリカで発売され、2017年に日本でも購入可能になったGoogleの初代スマートスピーカー。日本では税別14,000円で発売された。
芳香剤のようなデザインのボディに内蔵された2つのマイクとソフトウェアによるノイズ処理、Googleアシスタントによって「OK Google」から始まる音声操作に対応。ボディのトップにタッチセンサーを搭載することで音楽や音量の操作が可能。Google Homeベースと呼ばれるボディ下部のカバーは取り外して、Googleストアから購入できる3,000円または4,000円の色違いのカバーと交換ができた。
昨年、Googleはスマートホームのブランドを「Google Home」から「Google Nest」に変更していたことから販売終了は驚きはない。
ただ、スマートスピーカー「Google Nest Mini」とスマートディスプレイ「Google Nest Hub」、「Google Nest Hub Max」といったNestブランドの製品が販売されているものの、「Google Home」の後継機となる高価格帯のスマートスピーカーは販売されていない。
高価格帯のスマートスピーカーにおいてはAppleの「HomePod」もかなり苦戦しているため、後継機の登場は期待できないだろう。
なお、Nestブランドの新製品としてAndroid TVを搭載した新型Chromecastの発売が報じられている。
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