今年5月にスマートスピーカー「Google Home」の販売が終了し、現在は製品ページにすらアクセスできなくなっている。
スマートホーム製品は小型のスマートスピーカーとディスプレイを備えたモデルをラインナップしており、人気のない大型のスマートスピーカーは廃止になるかと思われたが、Googleは後継モデル(仮称:Google Nest)の開発を進めているようだ。
22x15cmの巨大なスピーカー
仮置きの製品名“インタラクティブメディアストリーミングデバイス”(モデル番号:GXCA6)が認証機関のFCCと技適を通過したことがAndroid TV Guideによって明らかになった。アメリカと日本で通信機器を販売するために必要な認証を取得したのはGoogleだ。
技適が公開した資料には大量の実機写真も含まれている。
「Google Nest」は初代Google Homeのデザインを大幅に変えるようだ。消臭力のような円筒形ではなく枕型のデザインを採用している。Nestシリーズに共通する特徴的なファブリック素材はそのままだ。
サイズは横幅が約140〜150mm、縦幅が約200〜220mm。直径96.4mmの初代Google Homeと比較すると巨大なスピーカーになっている。
これまでの噂によれば、Google Nestはスピーカーの性能が大幅に向上し、Google HomeとGoogle Home Maxの中間となる音質を実現するという。発売時期については秋までは発売されない可能性もある。
価格についてはGoogle HomeとGoogle Home Maxの間になると推測されている。Google Homeは129ドル/14,000円、Google Home Maxは399ドル/日本円換算4.2万円で販売されていた。