The Android Showが5月14日2時から開催。Android 16を正式発表か

Google Pixelがバイパス充電に対応。電池劣化と発熱低減で“ながらゲーム”も快適に

Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura

ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2024/12/14 12:21
アフィリエイト広告を使用しています
Google Pixelがバイパス充電に対応。電池劣化と発熱低減で“ながらゲーム”も快適に

Googleが配信した最新のPixel Dropアップデートにより、充電量を最大80%に制限する新しい充電オプションが追加されました。

スマートフォンのバッテリーは、残量が100%の状態を長時間維持すると劣化が進む特性があります。新機能では充電量を80%に制限することで劣化を回避できます。

では、充電量が80%に到達した後はどうなるでしょうか。速度を落としてゆっくり充電するのか、それともバッテリーを経由せずに直接給電するのか。Googleの説明によれば、後者のバイパス充電に切り替わるようです。

バイパス充電とは?

バイパス充電は、バッテリーの充電を停止し、充電器から直接システムに供給する機能です。これにより、バッテリーの劣化を抑えるだけでなく、ながらゲームや動画視聴中の発熱を抑えることで、パフォーマンスの低下を軽減しつつ快適に利用できます。

Googleの説明によると、設定画面から「充電の上限: 80%」を有効にした状態で、バッテリー残量が80%に到達しデバイスに充電器が接続されていると、バイパス充電がスタートします。

同様の機能はROG PhoneなどのゲーミングスマホやXperiaなど一部の機種にも搭載されています。

ただ、Google Pixelのバイパス充電は、バッテリー残量に関係なく好きなタイミングでオンにしたり、ゲームアプリを起動した時に自動でオンにすることもできないなど、電池劣化を軽減するために特化しています。

対応機種は不明

バイパス充電の対応機種は不明ですが、最新版にアップデートしたあと設定画面>バッテリー>充電の最適化に「充電の上限: 80%」の項目がある機種であれば試す価値はあります。

バイパス充電が機能しているか簡易確認するには、充電の上限設定をオンにしたあと、Device Info HWのバッテリータブにてステータスをチェックします。

充電量が80%に到達後、Power sourceがBatteryからACに変化し、バッテリーの残量、ステータスがNot chargingから変わらない場合はバイパス充電が機能しているはず。ステータスがChargingとNot Chargingの表示を繰り返す場合は機能していないと推測されます。

画面分割してYouTubeを視聴しながらステータスをチェックするとチェックを効率化できます。

現時点ではPixel 8 Proで動作確認されています。手元のPixel 9、Pixel 9 Pro XL、Pixel 7 Proでも短時間検証ながら確認できた一方で、Pixel 6 ProとPixel 8aでは確認できませんでした。

Pixel 9
Pixel 9¥ 128,900新しく洗練されたデザインで、ポケットサイズのGoogle Pixel 9。上位モデルと同じ広角カメラと超広角カメラで美しい写真を撮影できるだけでなく、Google AIによる魔法のような写真編集をカンタンに行えます。Proモデルと同じTensor G4チップでGoogle Pixel史上最高の性能を実現。優れたパフォーマンスでAIも快適に動作します。
コメント
  • Anonymous
    4か月前
    Pixel 8aは1月のアップデートでバイパス充電対応。
投稿規約
  • チャットサポートではないので質問は必ず記事を読んでから投稿してください。
  • 迅速な回答のために、質問する際は状況を細かく書いてください。最低限、画面にどういったメッセージが表示されているのかは必要です。
  • コメントに誹謗中傷を含む場合は、発信者情報開示請求を行います。
  • 攻撃的・侮辱的・過激・不快な表現を含む場合はIPアドレスを公開します。
  • VPNを使った書き込みおよび連投は承認されません。

Anonymousに返信する 返信をやめる

(任意)

あなたにおすすめ