Pixel Watch 4、新たな医療機能「呼吸異常の検知」に対応か
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

スマートウォッチの進化はスマートフォンに比べて、小幅なアップデートになることが多いため「もう1年待とう」と見送りがちで、買い替えどきが難しくなります。
筆者が買い替えを決めるひとつの基準は新しい医療機能の追加です。
こうした医療機能は、新しいセンサーを必要することが多いため、新機能を利用したければ、最新モデルに買い替えるしかありません。
Pixel Watch 4では、呼吸異常の検知機能と衛星通信による緊急通報機能が追加される可能性があるようです。
呼吸異常を検知する「常時SpO2監視」
Android Headlinesによると、呼吸異常の検知は血中酸素濃度(SpO2)を常時監視し、数値が低下した際にリアルタイムで警告を出すというものです。
これは、Pixel Watch 3で追加された脈拍停止の検出(日本未対応)に続く、新たな医療関連機能として提供される可能性があります。
レポートでは、Pixel Watch 4に搭載される断続的なSpO2の計測機能によって実現されるとされており、旧モデルでは利用できない可能性が高いです。
さらに、緊急SOSが衛星通信に対応することで、スマートフォンのバッテリーが切れていても、Pixel Watch 4単体で衛星経由の緊急通報が可能になると報じられています。
登山など電波が届かない場所での利用において、命を守る重要なアップデートになりそうです。
小さな進化の積み重ねでビッグアップデートに?
これまでの噂によると、Pixel Watch 4はベゼルのスリム化やディスプレイの明るさ向上、バッテリーの増量、充電性能の改善、そして修理対応など、ハード面でも多数のアップデートが見込まれています。
これらの小さな機能追加や改善を積み重ねた実質的なビッグアップデートになりそうです。
また、初代モデルのアップデート保証が年内に終了することもあり、多くのユーザーにとって買い替えを検討する絶好のタイミングとなりそうです。
Googleも買い替え需要を見越して、満足度の高いモデルを準備している可能性があります。
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