5月9日、Googleが開発者向けのイベントGoogle I/O 2018を開催し「Android P」の新機能を発表すると共に「Android P Beta」を本日公開した。これまでと大きく異なるのはPixel/Nexus以外のスマートフォンでも利用できることだ。
日本では「Essential Phone」と「Xperia XZ2」に導入可能?
2018年第3四半期(7月〜9月)にリリースを予定されている次期バージョン「Android P」は既に開発者向けのデベロッパープレビュー版が公開されている。デベロッパープレビュー版を導入するにはイメージをダウンロードしてコマンドを使ってデバイスに書き込むなど非常に面倒な手順を踏む必要があるが、本日公開された「Android P Beta」はカンタンな手順で導入できるため開発者以外もすぐに新機能に触れることができる。
今年のベータ版はPixel以外のスマートフォンにも導入可能。すべてのスマートフォンに導入できるわけではないが、Xiaomi、Nokia、Oppo、Vivo、OnePlus、Essentialといった7つのパートナーから販売されているスマートフォンに「Android P Beta」をインストールできる。なお、日本で購入可能かつ合法的に利用できるスマートフォンは「Essential Phone」のみ。個人輸入となるため送料を含めた販売価格は約58,000円で別途関税がかかる。また、「Xperia XZ2」は今月にも各キャリアから2018年夏モデルとして発表される可能性が高い。
日本ではPixleが発売されておらず、すべてのNexusシリーズのOSアップデート保証期間が切れたことでAndroid Pを利用できない状況でテスト環境に困っていた開発者にとっては非常に嬉しいニュースとなった。
Android P Betaをダウンロードできるスマートフォン
- Sony Xperia XZ2
- Xiaomi Mi Mix 2S
- Nokia 7 Plus
- Oppo R15 Pro
- Vivo X21
- OnePlus 6
- Essential PH‑1
- Pixelシリーズ
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