Appleが9月17日に配信を開始した「iOS 14」でようやくデフォルトアプリの変更が可能になりました。
これまではSafariやメールといったOS標準アプリの使用が強制されていましたが、これからはGoogle Chromeなどのサードパーティ製のアプリをデフォルトアプリとして利用できるようになります。
iOS 14でデフォルトアプリの変更が可能に
これまでのiPhoneおよびiPadでリンクをタップするとアプリの内蔵ブラウザまたはSafariでウェブページが表示される仕様でした。
リリースされたばかりのiOS 14/iPadOS 14では、サードパーティ製のアプリをデフォルトアプリとして設定可能になったことで、例えばメールアプリのリンクをタップするとGoogle Chromeでリンク先のページを開くことができます。
リンクをSafariではなくChromeで開くことができる
ただし、デフォルトアプリの設定が解放されたのはウェブブラウザのSafariとメールのみ。また、サードパーティのアプリがデフォルトアプリに対応する必要があります。現在のところデフォルトアプリに設定できるアプリケーションはGoogle ChromeとMicrosoft Edgeです。
設定の変更も必要です。設定方法は以下の手順を参考にしてください。
デフォルトアプリを変更する方法
操作手順
- 1. デフォルトアプリに対応したアプリをAppStoreからダウンロードする
- 2. 設定画面でダウンロードしたアプリを選択
- 3. 「デフォルトのメールApp」または「デフォルトのブラウザApp」に進む
- 4. 「Chrome」などデフォルトアプリを選択したら設定は完了
デフォルトアプリを変更する