日本時間4月12日、Googleがベータ版のAndroid 15を公開しました。
これまでのデベロッパープレビュー版は開発者向けでしたが、ベータ版は次期OSをいち早く試したい人でも利用することが可能。これまでよりも手軽にPixelスマートフォンに導入できます。
OS標準のアプリアーカイブ機能が正式発表
Android 15ベータ版の公開に合わせて新機能や変更点も追加発表されています。
Android 15をターゲットにしたアプリをAndroid 15にアップデートしたデバイスで表示する場合は強制的にエッジトゥエッジで表示されます。
これまではステータスバーやナビゲーションバーが黒やグレーで塗りつぶされてコンテンツが隠れることがありましたが、今後はフルスクリーンで表示されるようになります。
開発者においてはWindow.setDecorFitsSystemWindows(false)またはenableEdgeToEdge()を明示的に呼び出す必要がなくなります。
OS標準のアプリのアーカイブ機能も追加されます。
これまではGoogle Playストアを通じて使用頻度が低いアプリを自動でアーカイブして空き容量を増やすことができましたが、Android 15では手動でアプリをアーカイブして空き容量を増やすことができます。
テキスト表示においては新しいJUSTIFICATION_MODE_INTER_CHARACTERを使用したテキストの両端揃えが可能になります。
日本語や中国を表示する際に画面の端まで表示されず、途中で折り返されてしまう問題がありましたが、JUSTIFICATION_MODE_INTER_CHARACTERを使用することで解消されます。
Android 15 ベータ版をインストールする
Android 15 ベータ版をインストールする方法はいくつかありますが、もっともカンタンな方法はベータプログラムを利用することです。
なお、デベロッパープレビュー版をインストールしていた場合は、設定画面からアップデートをチェックするだけでベータ版に移行できます。
対応機種はPixel 6、Pixel 6 Pro、Pixel 6a、Pixel 7、Pixel 7 Pro、Pixel 7a、Pixel Fold、Pixel Tablet、Pixel 8、Pixel 8 Proです。
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