USB-Cを搭載した全4機種のiPhone 15が発表され、明日9月15日21時から予約受付がスタートします。
USB-Cを搭載したことによってLightningケーブルを持ち歩かなくて良くなりMac、iPad、そしてiPhoneを同じケーブルを使って充電・接続することができます。
メリットはそれだけではなく、バッテリーの寿命をより長くするために最大充電量を制限するオプションが提供されるようです。
USB-C搭載モデル限定機能か
リリース直前となったiOS 17のRC版からこのオプションを発見した9to5Macによると、設定画面のバッテリー項目からこのオプションを利用できるとのこと。
オプションをオンにすると「約XX%までしか充電されません」といった通知が届き、オフにすると「フル充電されます」との通知が届くようです。また、ユーザーが指定した上限まで充電されたのがいつなのか設定画面から確認することも可能とのこと。
現行のiPhoneにもユーザーがどのようにiPhoneを利用しているのかを学習して、使い始める直前まで(寝ている間など)バッテリーの充電量を80%に抑える「バッテリー充電の最適化」が用意されていますが、思いどおりに動作しないことがよくあります。
新しいオプションを利用することで、常にバッテリーの充電量が指定した値までに制限されるため、よりバッテリーの寿命を伸ばすことができるはず。また、このオプションは他のスマホメーカーも数年前から採用しているものです。
先月にはiPhone 14 Proにおいてバッテリー性能が1年足らずで大幅に劣化しているとの報告が多数寄せられていました。根本的な解決策ではないものの、Appleはこれを受けてバッテリーの寿命を伸ばすためのオプションを提供するのかもしれません。
この機能はiOS 17の初期版で利用できるかは不明とのこと。この機能はすでにコードは実装されているもののiPhone 14シリーズ以下のモデルでは動作していないことからUSB-Cを搭載した機種に限定されると考えられています。Lightning搭載モデルでは技術的に不可能だったのでしょうか。
iOS 17は日本時間の9月19日に正式リリースされます。新しい充電量の制限オプションが動作すると思われるiPhone 15は明日15日21時から予約受付を開始し、22日に発売されます。
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