ついに5Gに対応したiPhone 12シリーズ。オンラインやApple Store、家電量販店で購入したSIMフリー版に、au SIMを挿して利用する場合は注意が必要だ。
auとAppleの案内によると4G LTE契約のSIMカードではiPhone 12シリーズをアクティベーションできず利用できないという。SIMカードの交換手続きが必要と案内している。
旧SIMではiPhone 12のアクティベーション不可
auが公開したサポートページでは、4G LTE契約のSIMカードでは、5G対応の「iPhone 12」「iPhone 12 Pro」「Google Pixel 5」のSIMフリー版は利用できないため、5G契約への機種変更の手続きが必要になると説明されている。
5G契約への機種変更は5G SIMカードに交換する「店頭持ち込み」とSIMカードを交換せずそのまま利用できる「お客さまセンターへの電話」(0077-7-111)の2通りから選べる。どちらも3,000円の事務手数料が必要だ。
iPhone 7シリーズやiPhone SE(第1世代)以前の機種、au VoLTE非対応のAndroidスマートフォンを使用している場合もSIMカードの交換手続きが必要。この場合は店頭持ち込みでの対応に限定される。
新型コロナウイルスの感染拡大とiPhone 12シリーズの発売によるauショップの混雑から電話で済ませようと思っている人も多いかもしれないが、手間を考えなければ店頭持ち込みの方がメリットは多い。
お客さまセンターでの手続きは完了までに時間がかかる場合があるとの理由でauも急用の場合は来店での手続きをおすすめすると案内している。
また、来店による手続きの場合は適用条件を満たすことでスマホ応援割Ⅲ等のキャンペーンが適用されるのでメリットは大きい。
なお、auは待ち時間を短縮するために来店予約を取ることを推奨している。ウェブまたはアプリから来店予約が可能だ。