iPhone 13 Pro|13 Pro Max、リフレッシュレート120Hzで動作しない問題が近日中に解消へ
24日に発売されたiPhone 13 Pro|13 Pro Maxには、なめらかな映像やスクロールが楽しめるリフレッシュレート120Hzに対応しています。
しかし、サードパーティのアプリにおいて、スクロールやフルスクリーンの切り替えを除いたほとんどのアニメーションが60Hzで動作するため、同じアプリでもスクロールはなめらかなのに、他のアニメーションはなめらかではないと指摘されていました。
例えば、Twitterのタイムラインはなめらかにスクロールできますが、それ以外のアニメーションはこれまでのiPhoneと変わりません。Appleは近日中にこの問題に対処するようです。
リフレッシュレート120Hzの対応は開発者の対応が必要
Appleによると、リフレッシュレート120Hzをサポートするためにはアプリ開発者がInfo.plistに特定のキーを追加する必要があるとのこと。手順をまとめたドキュメントが近日中に公開されるそうです。
また、画面に表示される要素をアニメーションさせるために開発者が使用するCore Animationには、アニメーションが120Hzで動作しない不具合が存在していて近日公開のアップデートで解消されます。
Apple told MacRumors that all third-party apps can take full advantage of 120Hz ProMotion refresh rates, but developers will need to declare that their apps use higher frame rates by adding an entry to their app's plist. Documentation on the required plist entry will be made available to developers soon.
- 引用元
- MacRumors
同じアプリでもスクロールはなめらかなのに、他のアニメーションはそうではないという違和感の正体は、標準的なアニメーションとスクロールは開発者がコードを追加することなく、自動的になめらかに動作することが原因。なお、ユーザーがゆっくりスクロールした場合は、意図的にリフレッシュレートを10Hzに低下させることでバッテリーを節約しています。
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