Appleが9月13日午前2時から開催するスペシャルイベントで発表される新型iPhone(仮称:iPhone 15)の上位モデルではフレームの素材をステンレススチールから新しいチタニウムに変更することで10%も軽量化されると噂されています。
3つのレンズを搭載したProカメラシステムと大容量バッテリー、6インチ超のディスプレイを搭載するiPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxは200gを超えていますが、約10%軽量化の噂が事実であれば、iPhone 15 Proは185gと200gを大きく下回るだけでなくProシリーズ史上最も軽いことになります。
MacRumorsが入手した正確な大きと重さにおいても約10%の軽量化は事実の可能性が高いようです。
軽量化は魅力的なアップデート
最も手ごろな価格で最も多くの人が購入するであろうベースモデルのiPhone 15は、147.6 x 71.6 x 7.8mmで重さは171gになるとのこと。iPhone 14と比べて高さが0.9mm、幅が0.1mm増加し、重さは1g軽量化されるようです。
Proモデルと違ってフレームの素材をこれまでのアルミニウムから変更しないと報じられているため軽量化は期待できません。これはiPhone 15 Plusにも当てはまるでしょう。
iPhone 15 | iPhone 14 | |
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高さ | 147.6mm | 146.7mm |
幅 | 71.6mm | 71.5mm |
厚さ | 7.8mm | 7.80mm |
重さ | 171g | 172g |
iPhone 15 Plusのサイズについては報じられていませんが、これまでの情報によると160.87 x 77.76 x 7.81mmとのこと。
iPhone 15を参考にすると重さは前作から大きく変わらないため、203g前後になるはずです。
iPhone 15 Plus | iPhone 14 Plus | |
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高さ | 160.87mm | 160.87mm |
幅 | 77.76mm | 78.1mm |
厚さ | 7.81mm | 7.80mm |
重さ | ??g | 203g |
フレームをステンレススチールから新しいチタニウムに変更するiPhone 15 Proの大きさは146.6 x 70.6 x 8.25mm。重さは188gになるそうです。
カメラを含まない本体の厚さが0.4mm増加しますが、極薄化するベゼルによって縦の長さも幅も0.9mm短くなることから片手での操作性が向上することが予想されます。そして冒頭で書いた重さは18gも軽量化され、iPhone 11 Proと同等になります。
iPhone 15 Pro | iPhone 14 Pro | |
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高さ | 146.6mm | 147.5mm |
幅 | 70.6mm | 71.5mm |
厚さ | 8.25mm | 7.85mm |
重さ | 188g | 206g |
光学6倍ズームが可能なペリスコープレンズを搭載するiPhone 15 Pro Maxの大きさは159.9 x 76.7 x 8.25mm。重さは221gとのこと。
同じように厚みは増すものの、重さは19gも軽量化され、大きさはコンパクト化します。
なお、これら大きさと重さに関する情報は生産前のもので製品版とは異なる可能性があるとしています。
iPhone 15 Pro Max | iPhone 14 Pro Max | |
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高さ | 159.9mm | 160.7mm |
幅 | 76.7mm | 77.6mm |
厚さ | 8.25mm | 7.85mm |
重さ | 221g | 240g |
Appleは来年発売するiPhone 16 ProおよびiPhone 16 Pro Maxにおいて画面サイズをそれぞれ6.1インチから6.3インチ、6.7インチから6.9インチに大型化すると噂されており、事実であれば本体の大型化と重量化を避けることはできないでしょう。
片手操作を重視しているユーザーにとって今年は買いのタイミングになるかもしれません。
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