iPhoneのバッテリー劣化にともなう性能低下問題についてAppleはユーザーに謝罪し、保証対象外のバッテリー交換費用を8,800円から3,200円に値下げすると発表。既に値下げ後の価格でバッテリー交換を受け付けているが一部機種ではバッテリーが在庫不足となっているようだ。
「iPhone 7」、バッテリー入荷まで2〜3ヶ月待ちに
バッテリーが在庫不足に陥ってるのはiPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s Plusなど。バッテリー交換にはウェブまたはアプリから申し込みが必要だが、値下げ直後には表示されなかった“iPhone 6、iPhone 6 Plus、および iPhone 6s Plus の交換用バッテリーの数には限りがあります。”とのメッセージが表示されるようになり、App Storeへ来店して修理する場合は電話によるバッテリー予約の案内も追加されている。当初、バッテリー予約の受け付けは行っていなかった。
Mac Rumorsが読者から得た情報によればニューヨークやノースカロライナのApple StoreでiPhone 6 Plusのバッテリーを交換する場合、3月下旬〜4月上旬まで待機する必要があるとのこと。つまり、最大で3ヶ月待ちとなる。なお、Twitterで検索したところ日本でも既に在庫不足が発生しているようだ。iPhone 6sは3週間待ち、iPhone 7も2〜3ヶ月待ち、iPhone 6 Plusはアメリカと同じく3月〜4月に入荷などと報告されている。
値下げ直後にAppleサポートに問い合わせた時はそれほどの混雑はなく、2016年から実施されているiPhone 6sのバッテリー無料交換プログラムの時よりも混雑は少ないとみているとのことだったが、予測を遥かに上回る需要があったようだ。
なお、バッテリー交換の値下げは2018年12月まで実施されているため、性能低下や電池持ちが悪くて困っている場合を除いて急ぐ理由がない場合は在庫状況が落ち着いてから利用した方が良さそうだ。
コメントを残す