「iOS 10.1」以降にアップデートしたiPhoneにおいて突然電源が落ちる不具合が多数報告されていることがわかりました。
アップルはiPhone 6sでも同様の問題があるとして無償の修理プログラムを発表しましたが、今回報告されている不具合はiPhone 5やiPhone 6など他のデバイスでも発生しています。
バッテリー残量が30%にも関わらず1%に激減。その後、電源が落ちる不具合
Appleサポートフォーラムに投稿された報告によると、iOS 10.1にアップデートしたiPhoneにて、バッテリーが30%残っているにも関わらず、突然1%まで減少して電源が落ちるとのこと。
その後、iPhoneを充電器に接続して再起動すると、バッテリー残量は30%まで戻り、すぐに充電器から外しても30%を維持。その後は何事もなかったようにiPhoneが使えると報告しています。
Updated my iPhone 5 to iOS10.1 and have been having battery problems.
1 – It jumps from 30% charge to 1% in a few seconds then shuts down.
Now here is the stranger part.
As soon as it reboots after connecting to a charger it show 30% charge. When I unplug it right away it still shows 30% and runs like nothing happened for a good few hours.
これらの報告はiPhone 5/6/6s/7など多数のデバイスで確認されており、ほとんどのユーザーがiOS 10.1以降をインストールしているようです。
日本のコミュニティでも報告多数。Apple Storeで修理受けられず
海外だけでなく、日本の公式サポートコミュニティでも同様の報告が多数寄せられています。一部のユーザーはApple Storeに持ち込んだもののバッテリーテストで異常が見られなかったため、異常なしと判断され、iPhoneを初期化するよう案内されたそうです。
お世話になります。
バッテリー残量47%なのに画面が真っ暗になり、
電源スイッチを押したところ、
画面に大きく電池が空の表示があらわれました。
不審に思いながらもAC電源につなぐと再起動しましたが、バッテリー残量は47%のままです。
この様な事が頻繁にありますが、故障でしょうか?
バッテリーを交換しても電源が落ちる問題は解消されない?
アップルが、11月に発表した無償の修理プログラムは2015年9月〜10月に製造されたごく一部のiPhone 6sの電源が突然落ちる問題に対応するものでしたが、ユーザーからはiPhone 6s以外でも同じ症状が起きていると多数報告されていました。
サポートコミュニティでは、無償の修理プログラムでiPhone 6sのバッテリーを交換したものの電源が落ちる不具合が発生したと報告されていることから、もしかするとiPhoneの電源が突然落ちる問題はバッテリーではなく、iOSの不具合が原因なのかもしれません。
バッテリを交換したわけですが、昨日バッテリ残量20%で突然シャットダウンしました。直っておりません。6s以外の機種でも発生しているようですので、iOS 10のバグだと思われます。