M1 iPad Pro、16GBのRAM搭載もアプリが使える容量はわずか5GB

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Yusuke Sakakura

M1 iPad Pro、16GBのRAM搭載もアプリが使える容量はわずか5GB

Appleが今月21日に発売した新型iPad Proには、iPadシリーズ最大となる大容量メモリが搭載されている。

128GB、256GB、512GBには8GBのメモリ。1TBと2TBには16GBのメモリが搭載されているが、アプリが使用できるのはわずか5GBに制限されていることがわかった。

旧iPad Proからわずか0.5GBの増量

iPad Proのメモリ制限はApple Pencilを使ってカスタムされたブラシでイラストを制作できるiPadアプリ「Procreate」の最新版アップデートの公開をキッカケに判明した。

Procreateでは、各モデルのメモリ容量によって使用できるレイヤー数を制限していて最新モデルが発売されるたびに対応を追加している。アプリが対応するまでは未確認デバイスとして認識されるため、メモリの使用量が最大2GBに制限されて使えるレイヤー数も制限されていたが、今回のアップデートにてM1チップを搭載したiPad Proで使用できるレイヤー数が増えた。

ただ、アップデート後にユーザーから「16GBのiPad Proならもっと多くのレイヤーが使えると思っていたんだけど?」と質問が寄せられると、Procreateは「現時点ではすべてのM1 iPadにて同じ量のメモリが使用できます。」と回答。つまり、メモリの容量が8GBであろうが16GBであろうが同じ容量のメモリしか使えず、レイヤー数も同じということになる。

どれぐらいのメモリを使えるのか気になるところだが、同じイラスト制作アプリ「Artstudio Pro」の開発者によるとM1 iPad Proでは5GBしか使えないそうだ。

同氏がProcreateのフォーラムに投稿した内容によると「M1 iPad Proには大きな問題があります。16GBのM1 iPad Proでストレステストなどを行ったところアプリが使用できるのは5GBだけであることが判明しました。それ以上の容量を割り当てるとアプリがクラッシュします。」「8GBと16GBのM1 iPadのメモリ上限はまったく同じ5.1GBでiPadOS 14.6でも解消されていません」とのこと。

もちろん5GBの割当が適切であれば問題ないが、6GBのRAMを搭載した旧モデルのiPad Proでも4.5GBを使用できるという。全体のメモリが10GBも増量したのに1つのアプリが使用できる容量が0.5GBしか増えていないことに納得のユーザーは多くないはずだ。

iPad ProについてはiPadOSがハードウェアの性能を最大限に活かしきれていないと批判の声もよく聞かれる。Appleは6月8日に開催するWWDC2021にて今年後半に配信するiPadOS 15を発表する見込み。今回明らかになったメモリの制限についても説明が必要だ。

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