Appleが日本時間6月8日に開催する開発者向けのイベント「WWDC2021」にて発表される可能性が高いiOS 15/iPadOS 15などの次期ソフトウェア。
Bloombergが事情に詳しい情報筋から得た話によれば、iPad向けのホーム画面が大幅にアップデートされるほか、ロック画面の改善、新しい通知とプライバシーオプションが追加されるそうだ。
より細かく通知のオン/オフが可能に?
iPadのホーム画面は2010年のiPad発売以来、最大のアップデートになるという。具体的にはiOS 14で追加されたホームウィジェット機能がiPadでも利用可能になるとのこと。
これまではホーム画面の一部にしかウィジェットを配置できなかったが、iPadOS 15ではiPhoneのようにホーム画面の好きな場所にウィジェットを配置できるそうだ。
ウィジェット機能の大幅な改善によってiPhoneではホーム画面をおしゃれにアレンジすることがトレンドになったが、今年の秋にはiPadで同じ現象が見られるかもしれない。
通知機能は、通知音を鳴らす、または鳴らさない設定をより細かくできる新機能が開発されているとのこと。この機能はアップデートされるロック画面やコントロールセンターから運転中、仕事中、就寝中またはカスタムされたカテゴリを選択して利用する形になるという。
これまで運転中のみ利用できたメッセージの自動返信機能が拡大提供されるほか、iMessageのソーシャルネットワーク機能も強化されるそうだ。
最後に新しいプライバシー保護機能の1つとして、どのアプリが個人データを黙って収集しているかをユーザーに表示する機能が開発されているとのこと。特殊なトラッカーを使ってユーザーの電話番号や位置情報などのデータを収集して共有するアプリが数千件確認されているが、Appleはプライバシーを強化して対処するようだ。
なお、iOS 15は初代iPhone SEやiPhone 6s / iPhone 6s Plusで利用できなくなると報じられている。
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