Googleの未発表デバイス2種類がアメリカでワイヤレスデバイスを発売する際に必要な認証を取得したことが明らかになった。
この未発表デバイスは以前から発売が噂されているテレビに挿すだけで大画面でYouTubeなどの動画配信サービスが楽しめる新型Chromecastーコードネーム“Sabrina”のようだ。
Googleが開発中の新型Chromecastは待望のAndroid TVを搭載することでスマートフォン等が手元になくても動作および操作可能になると予想されている。
新型Chromecast本体とリモコンが認証取得
日本時間8月24日、米連邦通信委員会(FCC)によって公開された資料からGoogle製の未発表デバイスとしてモデル番号“GZRNL”と“G9N9N”が同機関の認証を得たことがわかった。
このうち“GZRNL”は「インタラクティブメディアストリーミングデバイス」と説明されていることから発売が待ち望まれているAndroid TVを搭載した新型Chromecastである可能性が高いと9to5Googleは報じている。
公開された資料には少し縦長のデザインになる本体にプリントされる認証情報が書かれた正方形のラベルも含まれている。このワイヤレスデバイスはWi-FiとBluetoothのみをサポートしているようだ。
FCC
もう1つの“G9N9N”に関する手がかりはすくないものの「ワイヤレスデバイス」との説明があり、ラベルの下に「電源カバー」と書かれている。おそらくリモコンの電池カバーの裏側に貼られるラベルということだろう。このデバイスはBluetoothのみをサポートしていることから新型Chromecastのリモコンではないかと予想されている。
新型Chromecast“Sabrina”は従来のChromecastと違ってリモコンでホーム画面を操作してコンテンツを楽しむFire TVのようなデバイスになると報じられていることから“GZRNL”はChromecast本体で“G9N9N”がデバイスを操作するリモコンであると予想がつく。
なお、FCCが公開した資料には両デバイスの正体がわかる写真なども含まれているようだがGoogleは秘密保持期限を2021年1月まで指定していて見ることはできない。問題がなければ期限までに発表される可能性が高いということになる。おそらくは例年10月に開催されている新製品発表イベント「Made by Google」で発表されるのではないだろうか。
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